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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

ウクライナに春を

2月24日、ロシアが隣国ウクライナを侵略し、多くの人々の命が奪われています。

プーチン大統領は、ウクライナとロシアの歴史的文化的な「一体性」を口実に、ウクライナの主権を認めず侵略の行為に及びました。

国連安保理事会やアメリカなどによる共同提案には80カ国が、ロシアによるウクライナへの「侵略非難」の決議案を提案しました。

知人が心酔する、歌手でウクライナの民族楽器バンドーラの奏者、ナターシャ・グジーさん。チェルノブイリ原発事故で被曝し、現在は日本に住み、ヒロシマ・ナガサキや3・11コンサートを開き、日本とウクライナの平和の架け橋として活動してきました。しかし、いま家族や友人の安否は不透明です。

そんなグジーさんが、2月25日アップした動画を開いてみました。「ウクライナの人々へ、そして困難に直面している人々へ……」のメッセージと、心にしみる歌声。

今、ロシア国内で、そして世界中で「戦争やめろ」の怒りの声と行動が繰り広げられています。

きょうは、札幌でも女性たちが中心街で、「ロシアは侵略をやめよ」と声を上げています。核兵器や戦争では、誰も幸せにはなれません。

ウクライナに平和の花ひらく春を。そして、世界に憲法9条を。

(3月1日 記)

「清田区新聞」22年3月6日付より

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