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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

新型感染症対策に万全を

新型コロナウイルスの感染が全国に広がり、子どもにも広がっています。

さっぽろ雪まつりのスタッフ2人が感染した札幌市で発症した7人(2月25日現在)には重症者もいて、姿の見えない脅威への不安が私たちをおおっています。

党市議団として2月21日、秋元札幌市長に対し、情報提供や、相談体制、検査体制などについての緊急要請を行ったところです。

ニュースを見ていて驚くのは政府の対応です。

豪華クルーズ船ダイヤモンドプリンス号には、これまで90人を超える厚生労働省職員が入っているのに、熱などの症状がない職員の多くは検査を受けずに職場に復帰。しかも、クルーズ船に対応したのは政府ではなく、神奈川県だといいます。韓国が2万6000人検査したのに対し、人口が2倍の日本の検査はわずか千数百人。11回開いた政府の対策会議は1回10分。

安倍政権には国民の命を守ろうという気が全くないということに、改めてあきれ果てます。

マスク嫌いの私ですが、毎日地下鉄で市議会に通っているので、最近はマスクを着用しています。これがいつまで続くのか。

症状があり希望があれば遺伝子検査ができるように、政府が責任をもって検査体制を強化するなど万全の対策をとるべきです。

(2月25日記)

「清田区新聞」20年3月1日付より

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