年金者組合支部が「ご長寿を祝う会」
楽しく交流 明るい老後へ決意
年金者組合札幌清田支部の「ご長寿を祝う会」であいさつし、安心できる年金制度を求めて頑張ることを呼びかける妹尾支部長=7月29日、南幌温泉
日本年金者組合札幌清田支部(妹尾裕司支部長)は7月29日、南幌温泉で恒例の「ご長寿を祝う会」を開き、26人が参加しました。
午前はパークゴルフやマージャン、カラオケなどに分かれて楽しみました。なかには初めてのパークゴルフという組合員も。参加者は温泉で体を癒し、楽しい時を過ごしました。
午後は昼食を兼ねた「祝う会」。あいさつに立った妹尾支部長は、長寿祝いを迎えた組合員をたたえ、先の参院選について触れ、10選挙区で野党統一候補が勝利し、「改憲勢力3分の2」を阻んだことは重要な意義を持つとし、「『年金以外に2千万円』報告が明るみに出て『年金問題』が参院選の大争点となり『マクロ経済スライド』という言葉が広く知られることになったことの意味も大きい」と指摘。「際限のない年金引き下げNO! 安心できる年金制度を」の署名と運動を広げるよう呼びかけました。
古希、喜寿を迎えた7人の組合員が紹介されそれぞれ決意を表明。乾杯の後は女声コーラスや同支部付属合奏団「どっこいしょ」の演奏、同支部斎藤書記長のギター伴奏に合わせたうたごえ、カラオケなどを交え、大いに交流、歓談しました。
送迎バス内でも楽しい交流が続きました。
札幌市議会19年第3回定例会が招集
札幌市議会の2019年第3回定例会が招集され、9月17日開会、10月28日閉会の予定で開催されることになりました。主な議題は2018年度の決算審議で、決算特別委員会(第1部、第2部)が設置され、札幌市の一般会計、特別会計や企業会計などの各決算が審議されます。
日本共産党の代表質問は9月26日午後に行われる見通しです。
詳細は改めてお知らせします。
平岡九条の会がキャンドルナイトを計画
平和のともしび灯し続けたい
出版準備中の校正刷りを広げ、アンモナイトや日本列島の歴史を語る福岡さん(正面右)=7月27日、平岡
平岡地域で活動している「平岡九条の会」は、月1回の例会を続け、憲法9条をはじめ、平和、原水爆禁止、原発ゼロなど、幅広い課題について学習や話し合いを続け、街頭宣伝や署名活動、「文化講演会」「新春平和講演会」などを企画し、取り組んできました。
7月27日には、北海道9条美術の会の事務局長を務めている福岡幸一さん(版画家、アンモナイト研究者)を招き、9条美術の会の活動や、アンモナイトや化石を作品として制作している思い、古生物、化石や日本列島の歴史、生命の進化などについて話を聞きました。関心と興味のあるものは分野を問わず話を聞く活動の一環です。
2017年に行われた清田区連絡会の「灯籠まつり」=厚別川河川敷
同会は、「清田区九条の会連絡会」が呼びかけ、2017年まで続いていた「平和を願う灯籠流し(まつり)」を引き継ごうと話し合い、準備や実施の負担を考え、「キャンドルナイト」として復活させることにしました。
広島の原爆記念日・6日夜、厚別川河畔「ふれあい橋」付近で実施されます。灯籠やキャンドルを持ち寄って平和の願いを形にしようと参加を呼びかけています。
小学校30校、中学校3校を統廃合の対象に
地域から学校が消える!
札幌市教育委員会は、平成19年(2007年)に「小中学校の適正化に関する基本方針」を策定し、小規模化による教育面や学校運営の課題を解消するためにという名目で札幌市内の小・中学校を次々と統廃合し、地域から学校がなくなる重大問題が起きています。
学校統廃合は、地域にとって宝ともいえる学校を喪失し、子どもたちが遠距離通学を余儀なくされるなど、慎重に論議すべき問題ですが、今後、小学校30校、中学校3校が統廃合の対象にされます。清田区内では美しが丘小学校、美しが丘緑小学校が対象にされるおそれがあります。
こうした事態を見過ごせないとして、札幌市の学校統廃合を考える会(仮称)が「学校統廃合問題を考えるつどい」を呼びかけました。
札幌市の学校統廃合をめぐる状況について各地域、各団体からの報告があり、意見交換が行われます。
- ◎日時/8月25日(日)13時~15時30分
- ◎会場/北海道高等学校教職員センター4階大会議室(中央区大通西12丁目)
- ◎参加費(資料代)/200円
- ◎主催/札幌市の学校統廃合を考える会(仮称)