日本共産党札幌市議団
市政転換、連続選挙躍進へ街頭宣伝
大型開発より命が守られる札幌へ
16年ぶりの議席への決意を述べる吉岡ひろ子清田区市政相談室長(中央)と札幌市議団、市議予定候補=18日、大通
札幌市議団と予定候補は18日、「連続選挙で日本共産党の躍進、市民と野党の共闘の力で安倍政権を退陣に追い込もう」と大通公園で宣伝しました。
村上仁市議団長は「市民の声が届く政治を求める声が日増しに大きくなっています。国いいなりの秋元克広市政を変え、大型開発優先から市民の暮らし、福祉優先の市政にするため、候補予定の12人全員を市議会に送って」と訴えました。
豊平区選出の池田由美市議は、16日に起きた爆発火災事故の現場に駆けつけ、要望を聞いて回ったと報告。「誰もが安心し、命が守られる市政へ力を尽くします」と表明しました。
清田区の吉岡ひろ子市議予定候補は、地震被災者の総訪問に取り組み、願い実現に力を尽くしたことに触れ、「冷たい市政を変え、市民の声を届けるためにも党の議席を」と決意を述べました。
豊平の爆発炎上事故
畠山さん、池田市議が調査
お見舞いを述べ、要望を聞く(左から)畠山さんと池田市議=17日、豊平区(写真=党国会議員団北海道事務所提供)
16日に起きた豊平区の爆発炎上事故で、日本共産党の畠山和也前衆院議員と池田由美市議は17日、現場を調査。市が設置した「平岸まちづくりセンター」の避難所を訪問しました。
同センターの中崎惇館長は「停電になり、避難者が50人くらい来ました。未明の2時30分ごろ通電し、車いすで避難した人や90歳の方を家まで送りました」と語りました。区に避難所設置を進言したといいます。
畠山さん、池田市議は、近接マンションからの避難住民と懇談。要望を聞き「寒さ対策や食事、避難所でのプライバシー確保と、みなさんの要望を市や区に伝えます」と述べ、すぐ区役所に向かいました。
区総務企画課の石塚保博課長は「避難されている方の要望をしっかり把握し、対応します」と約束しました。
道党会議で固く決意
本気の共闘、党躍進を
声援に応える青山道委員長(中央)、畠山さん(その左)と、来賓の(左から)川原さん(2人置いて)、小柳さん、浅野さん=16日、札幌市(写真=「はたろぐ」より)
一地方選、参院選を勝ち抜くため、日本共産党北海道委員会は16日、第62回北海道党会議を開きました。
同会議には「戦争させない市民の風・北海道」の川原茂雄共同代表(札幌学院大教授)、社民党道連の浅野隆雄幹事長、新社会党道本部の小柳政行書記長が来賓あいさつし、立憲民主党、国民民主党からメッセージが寄せられました。
川原さんは「市民と野党の共闘を発展させ、安倍暴走政治阻止を。共産党にはより大きな力を発揮して大躍進を果たしてほしい」と期待を寄せました。
3人の来賓と青山慶二委員長、畠山和也参院道選挙区予定候補が壇上に並び、代議員らの熱い声援を受けました。
青山委員長は「連続選挙は安倍政権を倒す歴史的選挙。政党の力関係を変え、道民が主人公の新しい政治を切り開くたたかい」とし、道知事選について、「野党各党は統一候補でたたかうことで一致している。市民や団体、野党でしっかり協議し、〝本気の共闘〟の姿が道民に広く伝わる努力が必要」と強調。「地方選も政党選択選挙の色合いが濃い。市民と野党の共闘で頑張る日本共産党の評価は広がっている。新しい時代を切り開くため、全力を尽くそう」と訴えました。
畠山さんは「地方選で躍進し、参院選挙区でなんとしても議席をかちとる」と力強く決意を表明しました。
参加した代議員らが生き生きと発言。北海道地震発生直後から被災者に寄り添い、声を聞き、国や道に要請を続けてきた吉岡ひろ子札幌市議予定候補(清田区)と伊藤富志夫厚真町議が「住民との新たなつながりができ、党議席の必要性を実感」などと報告しました。
年金者組合支部が学習と「望年会」
介護保険の仕組みや利用方法を学んだ年金者組合の学習会=18日、真栄
年金者組合札幌清田支部は18日、真栄地区会館で「今の介護保険制度について」をテーマに学習会を開き、48人が参加しました。
勤医協きよた在宅総合センターの山崎センター長と勤医協月寒居宅介護支援事業所の佐藤所長が講演しました。
佐藤所長は「介護保険制度を使うためには、どんな手続きが必要か」を話しながら、介護サービスの内容や利用料について解説しました。
「利用料については月何回という枠があり、利用料も負担は大きい」との話に会場からはため息も。また、「社会福祉法人だからできる減免制度」「勤医協独自の減免制度」があることも紹介されました。
参加者から多様な質問があり、有意義な学習会となりました。
学習会のあとは恒例の「望年会」。器楽演奏、カラオケなどで楽しく交流。この学習会に参加して組合加入した人など、新組合員が紹介され、意気盛んな集いでした。
同支部組合員である日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長も「望年会」に参加。カラオケにも臨み、来年の市議選に向けて参加者から激励を受けていました。
後援会が朝の訴え
真栄歩道橋脇で訴える後援会員=国道36号
共産党後援会は国道36号沿いの真栄歩道橋脇で宣伝を行いました。
平岡後援会の斉藤さんが、「9月の地震など様々なことがあった今年も残りわずか。清田区の共産党は吉岡ひろ子市政相談室長を先頭に区民の声を市に訴え、土砂災害の個人負担を遡って公費が支援する『償還払い』が実現。いまの知事も市長も安倍政権のいいなり。来年は大きな選挙もある年。市民と野党の共闘の勝利と日本共産党の躍進で、安倍政権の退場を実現しましょう」と訴えました。