安倍改憲、名護市長選、市政アンケート…
19年地方選前進に向けて
極寒のなか吉岡さんが訴え
訴える吉岡ひろ子さん(右から3人目)と後援会員=1月28日、美しが丘
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長と後援会は1月28日朝、美しが丘のフードD前でこの場所で今年初の宣伝をおこない、開店を待つ買い物客らに、国会情勢や市政問題についてハンドマイクで訴えました。
この日の宣伝には18人が参加。吉岡ひろ子さんは開会された通常国会の論戦の焦点について演説。とりわけ、安倍首相が憲法9条に自衛隊を書き込む改憲の論議をこの国会で促進させたい意向を示していることについて、「安保関連法や共謀罪法などを強行し、憲法をふみにじって暴走政治を続ける安倍首相に、改憲を語る資格はありません」と批判し、改憲を絶対許さないないため「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が呼びかける「3000万署名」への協力を訴え、市民と野党の共闘前進のため全力をあげるとのべました。
吉岡さんはまた、消費税にたよらなくとも医療・福祉を充実させ国民生活を向上させる共産党の経済政策や、この日告示された沖縄・名護市長選の勝利、党札幌市議団が実施した「市政アンケート」に寄せられた多くの市民要求の実現――などをとりあげ、来年春の市議選で「日本共産党が大きく躍進できるよう力強いご支援を」と呼びかけました。
体にささるような寒さのなか、多くの買い物客が後援会員が手渡す「清田区新聞」を受け取っていきました。
安倍9条改憲のねらい学ぼう
区民の会学習集会開催へ
安保法制=戦争法に反対して2015年7月に発足した「戦争させない、絶対させない清田区民の会」は、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」」=3000万署名に全力をあげていて、その取り組みを広げるため学習集会を開きます。
講師は、清田区ではおなじみの小野寺信勝弁護士です。
- ●日時
- 2月24日(土)午後1時30分より
- ●会場
- 清田区民センター視聴覚室
- ●テーマ
- 「憲法に自衛隊を明記するって? ―安倍政権が狙うもの―」
- ●講師
- 小野寺信勝弁護士(北海道合同法律事務所/明日の自由を守る若手弁護士の会)
道予算へ要望89項目
党道委・道議団 知事に手渡す
日本共産党北海道委員会と道議団は1月29日、2018年度道予算に関して89項目の要望を高橋はるみ知事に提出しました。
雇用・福祉・鉄道網維持…
高橋知事(手前)に要望する(左から)菊地、真下、佐野、宮川各道議=1月29日、北海道庁(写真は党道議団フェイスブックより)
要望では、住民福祉の向上という地方自治体の役割にふさわしい予算編成を求めています。
青山慶二道委員長、真下紀子団長、菊地葉子、宮川潤、佐野弘美各道議が高橋知事に要望書を手渡しました。
真下団長は、JR北海道が「単独では維持困難」と路線の半分以上を切り捨てようとしている問題で、現在の鉄道網維持を基本とすることを強調。改憲の動きが強まるなか、平和主義を守ることは重要だとの知事の答弁を受け、9条の力をいかんなく発揮し、「戦争しない国」を確立し、平和を守る立場で予算編成を、と求めました。
高橋知事は「憲法と平和主義の問題や子どもの貧困、JRと道政の重大な課題での指摘を受け、予算に反映できるものを反映させていく」と答えました。
菊地道議は子どもの貧困対策で保育料の第2子無料化の年齢制限撤廃、原発に頼らない北海道へ道独自に福島原発事故の検証をするよう提起。宮川道議は国保の都道府県化に際し保険料引き下げへ独自措置を求め、市町村独自の法定外繰り入れで市町村の意向を尊重するよう迫りました。佐野道議は4割が非正規雇用の若者の雇用対策支援を訴えました。JR問題で真下氏は「見切り発車することなく鉄道網を維持すべき」だと重ねて求めました。
高橋知事は「要望はそれぞれ重要であり、道としてできることをしっかりやっていきたい」と表明しました。
写真特集
元気いっぱい2018年新春のつどいから