21日、白石区にある札幌コンベンションセンターで行われた「市町村議員研修会」に参加しました。
昼食と討論時間を除いて、約5時間講義を受けました。
研修会を主催している自治体研究所理事長で京都大学の岡田知弘教授が全体会の講師でしたが、早口なこともあり必死の思いでした。
「全体会」のテーマは「憲法と地方自治」です。
安倍政権のもとでの「富国強兵」型国家作りと改憲を批判。「富国強兵」の「国」は多国籍企業のことだそうです。
9条改憲への執念を燃やす安倍首相ですが、戦争は自衛隊だけではできない。戦争遂行には国に従う知事・自治体が必要。緊急事態法を作り、地方自治体と国が対等でなくなるようにするのが次のターゲットだと、先生は強調。
9月投票の沖縄知事選、沖縄統一地方選挙の重大さを改めて痛感しました。
私たちは「富国強兵」にまい進する安倍政権をはばまなければなりません。
憲法9条はじめ、憲法13条の幸せ追求権、憲法25条の生存権を生かす地域づくりが求められています。
住民ひとり一人の生活が維持され向上することこそが、地域を豊かにすることです。
住民のみなさんの悩みや願いにこそ豊かな地域づくりの源があるのだと思います。
(8月22日記)