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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

〔ニュースと活動報告〕

「外需呼び込み型」市政ただす

札幌市議会

「外需呼び込み型」市政ただす

定例会が閉会札幌市議団が積極論戦

札幌市議会の第1回定例会が3月30日、一般会計、特別会計、企業会計など総額約1兆6,532億円の2017年度予算案を可決し閉会しました。

札幌市政は、秋元克広市長になって2年目となり、冬季オリンピック誘致、新幹線延伸、駅前開発、都心アクセス道、MICE(多くの集客交流が見込まれるビジネスイベント等の総称)や都心部の大型開発に一気に進んでいく方向が明らかになるなか、日本共産党札幌市議団は、市民の願い実現のため論戦に臨みました。

日本共産党の平岡大介議員(東区選出)が代表質問に立ち共謀罪に対する見解などの市長の政治姿勢、相次ぐ市職員の不祥事、官製談合、くらしと雇用、内需に資する予算編成のありかたなどをただしたほか、各議員が、予算特別委員会などで国保料の引き下げ、市税や国保料等の滞納世帯への支援、指定管理者制度、大雪に備える危機管理を含む雪対策、就学援助の入学準備金の入学前支給、救急救命センターの役割発揮、子どもの貧困対策、ICT実証実験の中止、アスベスト対策など、幅広く理事者をただしました。

議会最終日の本会議で日本共産党の太田秀子議員(東区選出)が討論に立ち、新年度予算は「内需の拡大より外需呼び込み型」だとのべ、その一方、保育所の待機児童解消、特養ホームの待機者解消にほど遠く、高すぎる国保料引き下げにも背を向け、都心部とその周辺の再開発には400億円もの補助金を予定し、その経済効果が市民の懐を温めるかははなはだ疑問だとし、福祉施策こそ優先すべきと厳しく指摘しました。

一般会計予算に反対する理由として太田議員は、マイナンバー制度関連予算が盛り込まれ、都心アクセス道について検討費が計上されているからとのべ、都心アクセス道は、不要不急の大型公共事業であり「負の遺産」なると指摘し、創成川通の機能強化は交差点の改良や除排雪強化策で進めるべきとのべました。さらに国保会計、後期高齢者医療会計、介護保険会計の各会計も市民の願いに反するものが含まれるとして反対を表明しました。


党後援会4・23演説会へバス運行

清田区の日本共産党後援会は演説会場への連絡バスを運行することを決めました。

停車場所は従来通りおおむね区内8カ所を予定し、料金は500円(往復)とする予定です。

バスの停車場所と時刻表は次号に掲載します。


日本はひどすぎ 学費、奨学金変えようよ

入学式国際大前で訴え

清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は3日、入学式が行われた札幌国際大学前で、入学式に参加する新入学生にお祝いをのべ、勉学条件の改善や奨学金改善と給付奨学金の拡大などを訴え、「給付奨学金をもっと増やして! 署名」を集めました。

「学費・奨学金クイズ」では国立大学の授業料が日本では約54万円に対してフランスでは約3万円、アメリカの学生の約3分の1が、返還の必要のない奨学金を受けていると知って驚く学生が続出。「学費でも、奨学金でも、先進諸国で最低水準の日本の大学生の勉学条件を、良くしていきましょう」との訴えに共感していました。

この行動には16人が参加しました。


いっしょに政治を変えよう

福住駅頭でリレートーク

札幌ドームで日本ハム戦が行われた4月1日、観戦に向かう人々が行き交う地下鉄東西線・福住駅頭で「市民と立憲野党の共同を求める北海道3区市民の会」の呼びかけで、市民有志がリレートークを行いました。

戦争法に反対することをきっかけに生まれた若者グループ「ユニキタ」(ユナイト&ファイト北海道)の若者がリレートークの司会をつとめました。

フェイスブックで知って駆けつけた江別市の男性は、「安倍政権を一日も早く追い出さないと日本がまた戦前に戻ってしまう。共謀罪ではメールもラインも盗聴され、プライバシーがなくなって自由に声があげられなくなってしまう。必ず廃案にしよう。予想される衆議院選挙では、市民が主役となる政治、市民の願いをかなえる代表を」と訴えました。

白石区の若者は「政治は難しいと思われているが、きっかけがあれば身近なものに。私は友人が自衛隊に入って不安になった。日本が海外で戦争する国になったら友人の命も危なくなる。それを止めたいから今ここで話しています。平和について考えれば政治が見えてきます。戦争法も共謀罪も自分のこととして考えてください」と訴えました。

日本共産党の池田ゆみ市議もマイクを握り「あるシングルマザーのお母さんは、進学のために奨学金を借りても、払えなかったら軍隊に入れられるのではと心配だと話していました。憲法の定める『ひとしく教育を受ける権利』は保障されていません。市議会でも共闘の流れが進んでいます。市民と野党の力あわせで政治を変えましょう。くらしをしっかり守る政治家を送り出しましょう」と話しました。

日本共産党北海道3区国政対策委員長のかわべ竜二さんも駆けつけ、「森友学園問題の背景には日本を戦争する国にするため、教育勅語のような思想教育を必要とする考えが安倍政権にあるのでは」と指摘。「日本を戦前と同じような国にしないよう大人の修正能力を示そう」と訴えました。

豊平区と清田区の有志もマイクを握り、のべ7人が訴えました。

リレートークの終わりには、15日に清田区で開かれる集会への参加を呼びかけました(下記)。

◇◇◇

安倍さんにサヨウナラを!? 市民集会

  • 日時 4月15日(土)午後2時~
  • 場所 里塚美しが丘地区センター(里塚2―5)
  • 主催 市民と立憲野党の共同を求める北海道3区市民の会

「清田区新聞」17年4月9日付より

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