最低賃金引き上げは喫緊 すぐに1000円へ
労働局に党道議団ら
大幅上げ申し入れ
高橋室長(左)に要請書を渡す(左から)宮川、菊地、真下、佐野の各道議と千葉書記長=22日、北海道労働局(写真・党道議団)
日本共産党北海道委員会と党道議団は22日、北海道労働局に最低賃金を早急に1000円に引き上げ、さらに1500円めざす工程表をつくりすすめること、全国一律最賃制で地域間格差を解消することなどを求めました。
千葉隆道書記長、真下紀子道議団長と菊池葉子、宮川潤、佐野弘美の各道議が参加し、道労働局の高橋秀克労働基準部賃金室長らが対応しました。
北海道の最賃は現在時間額764円で1日8時間、週5日働いても月約13万円にしかならず、健康で文化的な生活には程遠いものです。真下団長らは北海道では非正規労働者が増えるなか最賃大幅引き上げは緊急課題だとし「昨年までの十数円でなく大幅引き上げでまともな生活ができる賃金に」と訴えました。
高橋室長は、要請の趣旨を国と地方最賃審議会に報告すると答え、北海道では中央の答申を踏まえ、8月第1週に集中的に審議し、5日に答申する予定だとのべました。
若者ら最賃上げろとデモ
「最低賃金1500円!」「国の責任で貧困なくせ」などとコールする若者ら=26日、札幌駅前通(写真・Hiromichiさん)
最低賃金の引き上げを求める若者のグループ「最低賃金上げろデモ札幌」は26日夕、札幌市中心街で「最低賃金審議会0726決戦・最低賃金上げろデモ」をおこないました。
JR札幌駅南口に集まった若者らは「最低賃金まだまだ足りない」「中小企業に税金回せ」などとコールしながら駅前通と大通をデモ行進。沿道の市民や観光客の注目を集めました。
同グループは「コンビニクルージング」など、非正規労働者らに最賃制度を知らせ、引き上げ運動への参加を呼びかける活動も続けています。
後援会、吉岡さん
8月のたたかいに全力
安倍改憲策動は許さない
参院選結果を報告し、8月「平和の月」のたたかいを呼びかける吉岡さん=26日、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党と後援会は26日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭で定例の早朝宣伝をおこないました。後援会員ら5人が参加。激戦が続く東京都知事選の意義と争点や地方政治の課題、原発、沖縄、原水爆禁止、反戦平和、憲法を守る「平和の月」8月の取り組み、秋の臨時国会へ向けた国民運動の課題について党の立場を示し、安倍政権の悪政ストップを呼びかけました。
田中秀夫後援会長と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長がマイクをとり「参院選では11選挙区で野党統一候補が当選、野党共闘は大きな成果。改憲3分の2というが国民は改憲を認めたわけではありません」とのべ、「高橋はるみ北海道知事の豪華海外旅行など、自公政治の国民無視の体質は共通」と指摘し、引き続き、改憲策動、戦争する国づくり、格差と貧困拡大の自公政治と対決して頑張る決意を表明しました。
年金者組合が「長寿祝う会」
晴天に恵まれ大盛り上がり
交流を深め、楽しく集った年金者組合清田支部の「ご長寿を祝う会」=26日、南幌温泉
全日本年金者組合清田支部は26日、南幌温泉で新組合員歓迎を兼ねた「ご長寿を祝う会」を開きました。組合員32人が参加し、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)を迎えた組合員9人を囲み楽しい一日を過ごしました。
「祝う会」では午前中、パークゴルフ、麻雀、カラオケ、温泉三昧など思い思いのグループで交流。食事を兼ねた集いでは、「ご長寿組合員」が紹介、祝福され、清田支部付属合奏団「どっこいしょ」の演奏でうたごえ。往復のバスでは頓智クイズで爆笑も。
晴天にも恵まれ、懇親を深め、団結を固めた集いとなりました。
恒例後援会が「里山歩き」
清田区の日本共産党後援会は、このほど毎年恒例の「里山歩きとバーベキュー」を9月10日(土曜日)に行うことを決めました。
詳細は続報します。