戦争法廃止ヘユニキタ主催
脅迫に屈せずサウンドデモ
札幌圏の青年たちでつくる「ユニキタ」(ユナイト&ファイト北海道)は札幌中心街で2月27日、戦争法廃止、安倍政権NOを掲げてサウンドデモを行いました。
25日にはデモの集合場所に爆弾を仕掛けるという爆破予告メールが送られてきましたが、警察にも相談し、安全を確保した上で脅迫に屈することなくデモを開催。寒空の下約120人が集まりました。日本共産党の畠山和也衆院議員も駆けつけました。=写真左(写真は「ユニキタ」のフェイスブックより)
「戦争法は今すぐ廃止」「最低賃金1500円に上げろ」「選挙に行こうよ」などコールし、アピール。中高生が手を振るなど注目を集めました。
札幌市議会伊藤市議が代表質問
日本共産党の伊藤りち子札幌市議(白石区選出)は2月4日、定例市議会代表質問で、保育料負担軽減や保育士の処遇改善、子どもの貧困対策、医療、介護での市の姿勢をただしました。
伊藤市議は、市が2017年度から実施する3歳未満を条件とした第2子以降の保育料無料化について「条件をつけず前倒しで実施すべきだ」と強調。保育士の処遇改善では、「市独自の補助制度を創設し、保育士不足解消を図るべきだ」と迫りました。
また、低所得者対策として国費によって保険料を軽減する「保険者支援制度」が拡充されたのに、市が引き下げに使わないことを批判。「据え置きでは保険料はまだ高すぎる。制度を活用し、保険料引き下げを決断すべきだ」と迫りました。
板垣昭彦副市長は、「据え置きは加入者の負担を軽減するための現在できる最大限の取り組みだ」というにとどまりました。
伊藤りち子市議は2月29日、2回目の代表質問にたち、戦争法やTPP、泊原発などに対する秋元克広市長の政治姿勢をただしました。市長が病気で前回の代表質問を欠席したため行われたもの。
伊藤市議は、353人の自衛隊員が派遣されている南スーダンで衝突、暴力が発生しており、戦争法で自衛隊が民間人を殺し、殺される可能性があると指摘し、「海外での武力行使を禁止した憲法9条に反する」とただしたのに対し、秋元市長は「政府には国民の懸念や疑義に丁寧に説明していただきたい」と答えるにとどまりました。
衆院道5区補選
野党共闘スタート
調印式でがっちり握手
安倍自公政権による戦争法強行後、初の国政選挙となる4月の衆院北海道5区補選で日本共産党北海道委員会は、民主党北海道と協議し、「戦争させない北海道をつくる市民の会」が推す池田真紀さんを統一候補としてたたかうことで合意、2月19日に調印式を行いました。青山慶二党道委員長と立候補を取りやめた橋本美香さん、池田さんががっちり握手。野党共闘による本格的な選挙戦が始まることになりました。
橋本さんは「一緒にたたかってきたみなさんのバトンを池田真紀さんに託します。これから私は候補者ではなくなりますが、池田さんとともに勝利に向かって頑張りたいと思います」と話しました。
堤防通路が除雪されました
札幌市が除雪をやめて住民が困っていた厚別川左岸(下流に向かって左側)「通路」。
地域の人たちの訴えを受け、日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長が除雪再開のため尽力してきましたが、このほど除雪が実現しました。=写真(除雪を確認する吉岡さん。右奥は高木橋=2月26日)
区民の会が「憲法カフェ」
自民党の改憲のねらいを見抜こう
「戦争させない、絶対させない清田区民の会」は今月26日、憲法カフェ「戦争への道をいま塞がなければ~自民党改憲草案の正体」を開きます。
お話は「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)」の小野寺信勝弁護士(北海道合同法律事務所)。同日午後1時半からで会場は清田区民センター視聴覚室。