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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

もっともっともっと怒ろう

29日、年金者組合主催で市との懇談の場がありました。

前もって、介護現場で働く方のお話を伺いました。

介護保険が導入されて16年、「見直しされるたびにひどくなる」と施設長の女性が嘆きます。

ある方は大きな声で「おーい、おーい」と大声をあげるなどのために、面接までいっても断られ続け、特養入居まで3年かかり、要介護4で不安神経症と視覚障害の方は入居に1年以上かかったそうです。

聴きながら姉と同居している母のことを思いました。

3年前の暮れからお正月にかけて、心臓ペースメーカーの手術で入院しました。

母は認知症のため、昼夜かまわず「家に帰る」を口走り歩き回るため、最終的には姉と私と二人で交代しながら、24時間看護をしました。

施設長の女性が強調するのは「施設はたくさんできているけれど困っている人の願いにこたえたものになっているか? 本当に困っている人を受け入れられる施設が必要。そのためにも介護従事者に長く働いてもらうための環境整備が必要。もう一つ、利用料の2割負担はやめてほしい」――と。

国は要支援1・2に続き、要介護1・2も保険から切り捨てようとしています。

もっともっともっと怒ろう。みんなで怒ろう。

「清田区新聞」16年02月07日付より

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