後援会が全道決起集会
自民・公明へ退場の審判を
選挙勝利への熱気 会場包む
11月28日、日本共産党全道後援会は来年夏の参院選・4月の衆院5区補選の勝利をめざし、わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)で全道総決起集会を開きました。全道から1300人が参加し、会場には前進への決意がみなぎりました。
地方選で1から4議席となった道議が紹介され、来年の参院選、衆院5区補選の予定候補があいさつしました。いわぶち友参院比例候補は「安倍暴走政治を終わらせ、新しい政治を切り開くため全力」、森つねと参院道選挙区候補は「定数が2から3に増えた道選挙区で議席を勝ち取る」、橋本みか衆院道5区候補は「戦争法廃止、安倍政権打倒へ、必要なことはなんでもやる」と決意表明しました。
記念講演に立った穀田恵二衆院議員・国対委員長は、大躍進した総選挙、地方選での後援会の協力に感謝をのべ、昨年の全道総決集会が勝利の契機となったとし、この決起集会も勝利の契機にしようと呼びかけ、「戦争法を強行し、立憲主義を壊した自民・公明に退場の審判を」と訴えました。また、戦争法廃止の「国民連合政府」提案について「国民のたたかいがつくりだしたもの」と紹介。「国民がスクラムを組んで政治を動かす歴史的快挙への第一幕を開けた」と強調しました。労働者派遣法や原発、環太平洋連携協定(TPP)、沖縄の基地問題でも筋を通し、先駆的にたたかってきた日本共産党を大きくし、「国民連合政府の実現に壮大なロマンと誇りを持ってチャレンジしよう」と呼びかけました。
衆院道5区補選に触れた青山慶二道委員長は「国民連合政府へのスタートを切る選挙。自民党候補を打ち負かすために全力を挙げる」とのべました。
参加者は会場を揺るがす「頑張ろう」で選挙必勝への決意を確認しあいました。
要求を実現する会25項目の要望書を提出
10月に活動を再開した「清田区要求を実現する会」は11月30日、加盟団体などの要望を取りまとめ、25項目の「2015年清田区民からの要望書」を清田区長あてに提出しました。同会の齊藤会長と日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長が区役所を訪れ、市民部長が応対しました。
要望についての区との懇談は、後日、年明け以降に行われることになっています
後援会と吉岡さんが街頭宣伝
安倍政権打倒へ力込め
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は参院選と衆院5区(厚別区、石狩管内市町村)補欠選挙がおこなわれる来年を見据え、来るべき二つの選挙を戦争法を廃止する政府の実現への第一歩とする選挙にしようと、区民への訴えを強めています。
11月29日朝、美しが丘の大型食品スーパー開店を待つ買い物客に吉岡さんと後援会員ら10人がアピールしました。毎月最終の日曜日におこなっている定例の宣伝です。
吉岡さんは、安倍政権の暴走、強権政治の数々に触れ、安倍政権打倒のため頑張る決意を表明しました。とくに公表された各党の政治資金の収支に触れ、政党助成金や企業・団体献金に依存している日本共産党以外の政党の実体を告発し、「企業・団体献金によって政策を買収され、政党助成金を受けた政党ができては消えていく」と指摘。政党助成金をやめ、企業・団体献金を禁止して政治の劣化を克服しなければ日本の政治はだめになると訴えました。そして、「安倍政権は国民に顔を向けず、アメリカと大企業の顔しか見ていません。これほど徹底している政権は今までにありません。こんな安倍政権打倒のために力を合わせましょう」と訴えました。そして、来るべき参院選、衆院5区補選で「戦争法を強行し、立憲主義を破壊した自民、公明を退場させる選挙にしましょう」と呼びかけました。
12月1日朝には国道36号線沿いの真栄バス停前で、バスを待つ通勤客らに定例の街頭宣伝。吉岡さんと後援会員8人が訴えました。
この場でも吉岡さんは、安倍政権打倒と来年の参院選、衆院5区補選の勝利の意義を訴え、支援を呼びかけました。さらに、「要求実現の会」で25項目の要望を清田区長あてに提出したことを紹介し、地元の身近な要求、要望の実現のため、「会」の人々と力を合わせていくとのべました。
TPP撤回まで頑張る
批准させない雪のなか札幌でデモ
北海道食農連絡会、国民大運動北海道実行委員会、国民春闘北海道委員会は11月25日夜、市内でTPPに反対し、撤回を求める集会・デモを行いました。
前日からの大雪で足元が悪いなか120人が参加し、市内中心部で「TPP合意は許さない、撤回を」とアピールしました。
食農連絡会の飯沢理一郎会長(北大名誉教授)は、TPPが重要5品目に限らず、いろいろな農産物の自由化につながる協定で、国民生活に多大な影響を及ぼすと指摘。「批准させず阻止しなければならない。北海道の地からTPPを葬り去りたい」と訴えました。
ホクレンとの交渉を終え参加した道農民連の石沢元勝副委員長は「酪農家ら生産者は怒りと不安でいっぱい。大筋合意は認めるわけにいかない。日本の農業を守るため力を合わせがんばりたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」15年11月27日付北海道・東北のページより)
米海兵隊移転訓練ノー
釧路集会に全道から400人
矢臼別演習場で11月25日から実施されている米海兵隊の実弾射撃訓練に反対する集会が11月22日、釧路市内で開かれ、全道から400人が参加しました。
主催者の石田明義代表が「戦争法強行採決後初の海兵隊移転訓練だ。日米の軍事一体化が強化されることに警戒を」と訴えました。琉球新報東京支社報道部長の島洋子さんが「県民の総意を一顧だにしない政府に対し、『沖縄に民主主義はないのか』という県民の怒りが渦巻いている」と報告しました。
日本共産党の畠山和也衆院議員があいさつしました。