地域をこわすTPP
「交渉から即時離脱を」札幌でデモ
トラクターを先頭に「地域を壊すTPPから撤退を」「農業と地域を守ろう」などどアピールする人たち=9日、札幌駅前通
9日、食糧と農業を守る全北海道連絡会(道食農連絡会)、道春闘共闘などが呼びかけた「STOP TPP札幌デモ」には労働者、農民や市民団体から約150人が参加しました。
道食農連絡会の飯澤理一郎代表は「TPP交渉は国会決議に反する妥協が次々と迫られていると聞く。交渉継続はもう許されない。TPPを粉砕しよう」と呼びかけました。
参加者は「国会決議さえ守れないことが明確になった今こそ、国益を守るために即時、TPP交渉から離脱することを強く求める」とするアピールを確認し、トラクターを先頭に市街中心部をデモ行進しました。
清田区日本共産党後援会が総会
活動強め参院選勝利へ
参院選勝利を誓い合った後援会総会=6日
清田区日本共産党後援会は6日、2015年度総会を開きました。
総選挙と市議選で候補として奮闘した吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が選挙戦支援に感謝をのべ、公約実現、「戦争法案」反対でがんばる決意をのべました。
総会では、新年度方針を決定し、新役員を選出。来年の参院選勝利へ、楽しい後援会活動をすすめ、強大な後援会を築いていくことを誓い合いました。
参院選北海道選挙区
日本共産党森つねとさんを擁立
森つねとさん
日本共産党北海道委員会は5日、来年の参院選北海道選挙区(改選数2)に、新人の森つねとさん(37)=党道国政相談室長=を擁立すると発表しました。
森さんの略歴
北海道東海大卒。党道委青年学生部員、「しんぶん赤旗」記者を経て2012年参院道選挙区立候補。15年道議選(白石区)立候補。現在、党道委員、道国政相談室長。
「殺し殺される戦争させない!」
青年先頭にラップで行進
「憲法9条、みんなで守ろう」などとコールしながら行進する人たち=5日、西5丁目通、中央警察署前
安倍政権が執念を燃やしている「戦争法案」に専門家や自民党支持層からも「違憲」の批判が高まるなか、「必ず廃案に追い込もう」と札幌で毎週とりくまれているフライデー・アクション。5日夕方、「NO WAR 反戦 戦争させない」と染め抜いたTシャツ姿の若者や労働者、従軍看護婦と看護師半々の姿の医療労働者らを先頭に150人が市街中心部をパレード。ドラムのリズムに合わせ「戦争させない」「9条まもろう」などとラップでコール。
沿道から拍手を送る人、スマホで動画を撮る人、ビルの窓から手を振る人など、注目を集めました。
「戦争法案」反対 街の隅々から
清田区の党と後援会 精力的に
朝の定例宣伝で訴える吉岡ひろ子党清田区市政相談室長ら=9日、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党と後援会は、清田区で「戦争法案反対」の世論を大きく盛り上げようと、定例のターミナルや大型店前での宣伝をはじめ、宣伝カーの運行などにとりくみ、各地域ごとにも党地域支部や地域後援会がハンドマイク宣伝など、それぞれ工夫して活動しています。
宣伝する美しが丘後援会の人たち=10日、美しが丘
美しが丘後援会では連休明けから数次にわたって地域の住宅街で街頭宣伝を続けています。「人数が少ない時もありますが継続することが大切と考えてやっています」と話します。
赤いネッカチーフをつけ宣伝する平岡後援会の人たち=5日、平岡東光前
平岡後援会では地域の諸団体会員にも呼びかけ、共同して毎週定例の宣伝署名行動に立ち上がっています。
党札幌市議団
新市長に予算要望
秋元市長(左)に要望書を渡す市議団=2日、札幌市役所
日本共産党札幌市議団は2日、「2015年度補正予算に対する要望書」を秋元克仁市長に提出しました。要望は福祉、保育、医療など16項目にまとめたもの。
秋元市長は「できるところから予算に組み入れ、特に子育て環境の充実に力を入れたい」とのべました。
坂本団長は「子育て環境の充実はもちろんだが、保育や教育の質が低下しないように。他の福祉についてもしっかりと光を当ててほしい」と話しました。
補正予算審議を主な議題として第2回定例市議会が24日から7月17日までの会期で開催されます。日本共産党の代表質問は30日の予定です。
戦争させない清田区の会発足へ
清田区革新懇に参加している人たちを中心に「戦争法案反対」の一点で共同する「戦争させない、絶対させない清田区の会」の発足を呼びかけ、その準備を進めてきました。このほど7月5日、「『戦争法案』廃案! 講演と発会集会」を開き、共闘組織が発足する運びとなりました。