清田区
住民の願いがかなう地方政治へ
市議選勝利へ党演説会開く
花束を受け、聴衆の声援にこたえる畠山和也衆院議員と吉岡ひろ子市議予定候補=2月22日、真栄地区会館
日本共産党札幌豊平・清田・南地区委員会と清田区の党後援会は2月22日、清田区で演説会を開きました。会場を埋めた140人の参加者は「今度こそ吉岡ひろ子さんを市議会へ」と誓い合いました。
畠山和也衆院議員は、安倍政権の「海外で戦争できる国づくり」や福祉切り捨て、生活破壊の暴走を批判しました。そして、市民の願いをかなえる市政をつくるため「吉岡ひろ子さんを必ず市議会に送って」と訴えました。
吉岡ひろ子市議候補は「清田区の定数5議席の中に、なぜ私の議席が必要なのか。それは共産党でなけれはできないこと、やらなけれはいけないことかあるから」とのべ、特養老人ホーム待機者をなくす、中学卒業までの医療費無料化、保育園の待機児童をなくすの「三つのゼロ」政策などを掲げ、支援を訴えました。
元町内会長の梅木勝美さんが吉岡候補に相撲甚句でエールを送りました。
いよいよ開催!!
3・7日本共産党演説会
党後援会連絡バスを運行
市田忠義副委員長がお話しします
- 日時
- 3月7日(土)午後2時開会
- 会場
- ニトリ文化ホール(旧北海道厚生年金会館)中央区北1条西12丁目
- 主催
- 日本共産党北海道委員会・札幌圏7地区委員会・北海道日本共産党後援会
清田区日本共産党後援会は、今週末に迫った日本共産党演説会を多くの参加で成功させ、4月の地方選勝利に結び付けようと全力をあげています。また、参加者の交通の便のため、連絡バスの運行を決め、その時刻表を発表しました(下表参照)。後援会は、このバスをぜひ活用してほしいと呼びかけています。
原発・TPPノー佐藤さんで
北海道知事選道政刷新へ大同団結
「明るい会」支援発表
佐藤のりゆきさんの支援を発表する黒澤代表世話人(左から2人目)ら=2月18日
日本共産党や道労連、新婦人などでつくる「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)は2月18日、北海道知事選(3月26日告示、4月12日投票)でフリーキャスターの佐藤のりゆきさん(65)を支援すると発表しました。
支援を決めた理由について、代表世話人の黒澤幸一道労連議長は、佐藤さんが脱原発、TPP(環太平洋連携協定)交渉からの撤退など明るい会が掲げる「道政転換への4つの共同目標」(※)で一致でき、道民の声を聞く姿勢があることをあげました。
その上で「この間、脱原発、TPP反対、秘密保護法阻止など要求に基づく共同を『オール北海道』で広げてきた、その集大成として結実させる選挙にしたい」とのべ、独自候補擁立も検討したとし、①特に原発やTPPの問題で党派を超えて賛同を得られる候補②沖縄県知事選で新基地反対の一点で共同し勝利したことが決断のきっかけになった―と説明しました。
知事選には、高橋はるみ現知事(61)が立候補を表明。佐藤のりゆきさんとの一騎打ちの公算が強くなっています。
※「明るい会」の四つの共同目標
①平和憲法を守り、道政のすみずみまで憲法を生かす②原発のない北海道、再生可能エネルギーで地域づくりをすすめる③TPP交渉撤退を求め、北海道の農林漁業と地域経済を守る④貧困と格差をなくし、道民が安心して住み続けられる地域をつくる
いっせい地方選挙
安倍政権の暴走 地方から審判を
吉岡さんと後援会がアピール
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長・札幌市議予定候補は2月24日朝、地下鉄南郷18丁目駅バスターミナル付近で街頭宣伝をおこないました(写真)。
吉岡さんは、2月12日に日本共産党が発表した「いっせい地方選挙政策アピール」を紹介。「4月の地方選は、市民、道民のくらしがかかった大切な選挙であるとともに、戦後70年にあたって国の進路が問われる選挙。安倍政権の暴走に地方から審判を下しましょう」と呼びかけ、札幌市議選での支援を訴えました。
また、西川公也農水大臣の「政治とカネ」問題での辞任に触れ、政治を腐らせる企業・団体献金は直ちにやめるべき」と強調。汚れたお金と無縁の日本共産党の議席を伸ばすことが「利権のために働くのでなく、市民のために働く議会」につながると話しました。
多喜二の視点 生きる勇気に
小樽で「記念の夕べ」
多喜二の肖像を前に多喜二の描いた女性像について話す宮本阿伎(あき)さん=2月20日
小樽市で2月20日、小林多喜二没後82周年の多喜二祭が行われ、「記念の夕べ」には250人が参加しました。
多喜二は作品の中で労働者や貧農の過酷な状況だけでなく、無権利、低賃金で働かされていた女性労働者の現実も描きました。「多喜二の描いた女性像―格差・差別なき公正な世を」と題して講演した文芸評論家の宮本阿伎(あき)さんは、多喜二の生い立ち、田口タキとの出会いなどにも触れながら、女性解放の視点を明確に持った作家だったと語り、「多喜二の小説をもう一度読みなおし、今日を生きる私たちの勇気に」と話しました。
多喜二が自身の体験を描いた小説「東倶知安行」が、市民による構成劇として上演されました。