居ても立ってもいられない――今朝の新聞を見て、そんな思いに駆られています。
「憲法9条が危ない!」と危機感に駆られる中で、全国に9条の会が作られて10年。
集団的自衛権の行使容認の閣議決定から1年余。
憲法9条を骨抜きにしてしまう「戦争法案」が今日にも参議院で強行採決されようとしています。
「戦争法案反対」のアピールはまさに、老若男女、立場や職種の違いをこえ日を追うごとに広がっています。
昨日の公聴会は過去10年間で最高17人の所、95人が応募する中で開かれました。
憲法学者や元最高裁判所判事とともに、学生団体シールズの奥田愛基さんが凛として反対を表明しました。
奥田さんは開口一番、居眠りをしている議員たちに、控えめながらも「私の話を聞いて下さい」と切り出しました。
この期に及んで居眠りをしているかと、テレビを見ながら怒りがこみ上げてきました。
慶応大学名誉教授の小林節さんは「(自衛のために)必要なら何でもできるというのなら、法治国家でも立憲国家でもない。独裁政治の始まり」だと断言。
国民は独裁政治を許しません。
廃案にするまで、葬り去るまで、私たちは声を上げ、たたかい続けます。
(09月16日記)