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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

3・11から3年

フクシマを忘れない

会場あふれる

原発なくせと800人

福島第一原発事故から3年目の3・11を前に8日、「フクシマを忘れない! さようなら原発北海道集会」が市内で開かれ800人以上が参加。会場ホールに入りきれずロビーにまであふれました。

小野さん、(一人おいて)小笠原さん、地脇さんを先頭に「原発なくせ」とデモパレードする人たち
(左から)小野さん、(一人おいて)小笠原さん、地脇さんを先頭に「原発なくせ」とデモパレードする人たち=8日

呼びかけ人で「泊原発の廃炉をめざす会」共同代表の小野有五北大名誉教授は大地震を引き起こす可能性のあるプレート境界に隣接する泊原発の危険性を強調しました。

福島原発告訴団の地脇聖孝さんは政府、東電の責任追及のたたかいを続ける決意を表明、大間原発建設予定地で「あさこハウス」を守る小笠原厚子さんは「いのちを守ること身をもって示す」とのべ、福島県から札幌市に避難している女子中学生は「不安を抱えて生きること、大切なものを失うつらさをわかって。福島を忘れないで」と訴えました。

参加者は集会アピールを採択し中心街をデモパレードしました。

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3・11忘れない党と後援会が宣伝

原発ゼロへ力合わせて

「福島の子どもたちを守ろう」と訴える多田後援会事務局次長と後援会員ら
「福島の子どもたちを守ろう」と訴える多田後援会事務局次長と後援会員ら=11日、西友前

清田区の日本共産党と後援会は東日本大震災と福島第一原発事故から3年目の11日午後、国道36号線沿いの西友前で原発の再稼働反対と原発ゼロを呼びかけました。

各地域後援会から11人が参加しました。「原発ゼロ道民署名」には多くの人が応じていました。

田中秀夫後援会長は「原発再稼働、新・増設、輸出」へと暴走する安倍政権を批判。多田和夫同事務局次長は「福島の子どもを守ろう」と呼びかけました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は3・8集会の模様を紹介、泊原発の危険性を強調し自然エネルギー普及を妨げる北電の姿勢を批判しました。松崎均さんは、最近の世論調査も紹介し原発、消費税、震災復興でも国民の声に反して暴走を続ける安倍政権を批判。「原発ゼロへ力を合わせよう」と呼びかけました。

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国際女性デー願い 多彩に

全道集会に630人

「自民党の支持基盤は動揺。しっかり学び、がんばろう」と呼びかける石川教授と熱心に聞く参加者
「自民党の支持基盤は動揺。しっかり学び、がんばろう」と呼びかける石川教授と熱心に聞く参加者=8日

女性への差別撤廃と平等な社会参加を求める「国際女性デー」の8日、「国際女性デー全道集会」が市内で開かれ、630人の熱気があふれました。

女性たちが壇上に立ち、「なくせハラスメント」「生活保護基準引き下げやめさせよう」「平和な未来を子どもたちに」など、色とりどりの横断幕などを掲げ、多彩な願いをアピールしました。

「憲法どおりの日本のつくりかた」と題して講演した石川康宏神戸女学院大学教授は自民党の改憲草案をくわしく紹介。「この危険で復古的な内容を知れば、多くの人は賛成しがたいもの。これをよく学び、語ることが大事です」と強調。「自民党の支持基盤は決して強固でなく揺らいでいます。ここ数回の選挙結果は国民の模索が続いていることを示しています。しっかり学び、がんばりましょう」と呼びかけました。

日本共産党の紙智子参院議員が「憲法改悪を許さず、原発ゼロ、ジェンダー平等の社会へご一緒にがんばりましょう」と連帯のあいさつをしました。

集会後、参加者は市街中心部をパレードしました。

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戦争する国づくりゴメン

清田区革新懇が9の日行動

「戦争する国づくりはゴメンです」と訴える小林さん、吉岡さんら
「戦争する国づくりはゴメンです」と訴える小林さん、吉岡さん(その右)ら革新懇の人たち=9日、西友前

9日昼、清田区革新懇は、毎月定例にしている「9の日行動」の街頭宣伝を国道36号線沿いの西友清田店前でおこない、加盟各団体から10人が参加しました。

新婦人清田支部の小林望子平和部長や日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長ら参加団体の代表がハンドマイクで演説。吉岡さんらは、集団自衛権行使容認の解釈改憲、天皇元首化や9条改悪の明文改憲を策し、日本をアメリカとともに海外で戦争できる国に作りかえようとする安倍自公政権の危険な暴走を厳しく批判しました。

また、被災から3年たっても遅々として進まない東日本大震災の復興問題と、今なお高レベルの放射能を含む汚染水が処理しきれずあふれ出ている福島第一原発事故の状況を語り、それでも原発の再稼働をすすめる安倍政権に「国民の批判の声をつよめていこう」と訴えました。

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震災、フクシマ忘れない

後援会が定例宣伝

「3・11忘れず、震災復興、原発ゼロへ全力」と話す吉岡さんと後援会員ら
「3・11忘れず、震災復興、原発ゼロへ全力」と話す吉岡さんと後援会員ら=11日、南郷18丁目駅頭

東日本大震災、福島原発事故から3年を迎えた11日朝、清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は地下鉄南郷18丁目駅頭で通勤時の訴えをおこない、後援会員ら5人が参加しました。

吉岡さんと田中秀夫後援会長、多田和夫事務局次長がマイクをとり、震災犠牲者を悼み、被災者、避難者の苦境に寄り添ってがんばる日本共産党の姿を語りました。そして、「被災地の復興や国民の願いに逆行する消費税増税、TPP参加、原発再稼働、新設、輸出など、安倍政権の暴走にストップをかけるため、全力を尽くします」と決意を語りました。

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コラムコラム「清風」

東日本大震災から3年が過ぎた。3・11は被災地はじめ全国で、世界各地で、犠牲者への追悼がおこなわれた▼政府主催の追悼式で、安倍首相は「試練から得た貴重な教訓を胸に刻み、災害に強い国づくりをすすめる」と述べた。その言やよし! だが、ちょっと待ってほしい▼「貴重な教訓」の最大のものは福島第一原発事故だ。その原因もわからず、汚染水の処理もままならないのに、政府は原発再稼働に走っているではないか。安倍さんのどの胸に教訓は刻まれたのだろうか▼市内のある大手スーパーで11日の午後2時46分、「政府の通達により、黙とうを行います」という店内放送が流れたという。犠牲者への追悼の思いを政府に強制されるとは▼パフォーマンス好きの安倍首相の顔を思い出し、ゾッとした。(倉)

「清田区新聞」14年03月16日付より