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数日前の夕方、産直のブロッコリーを調理しようと思ったら、あおむしがついていたので、花畑にそっとおいてきました。
あおむしはよく太っていました。それもそのはず、ブロッコリーには、あおむしに食べられたあとが丸く残っていました。
思い出したのがエリックカール作の絵本「はらぺこあおむし」です。
アイスクリームやお菓子をいっぱい食べておなかをこわしたあおむしが、緑の葉を食べたら元気になったというお話です。
就寝前の読みきかせで、子どもたちは、あおむしさんと一緒に、おいしそうに「ムシャムシャ」と食べるしぐさをしたものです。
昨日、安倍政権は国民の声も、地方の声も無視して、「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を強行しました。
このことは、憲法が権力者の横暴をしばるもの、という立憲主義を壊す暴挙であり、「戦争をしない」という平和憲法の精神を踏みにじる暴挙そのものです。
その結果どうなるか――日本はアメリカのように、「戦争ができる国」になります。
そうならないよう、今こそ私たち大人が手をつなぎ声をあげなければなりません。
「はらぺこあおむし」が大好きだった子どもたちも、35歳を頭に、34歳、31歳、22歳――。
日本の全ての子どもたちに、平和な社会で生きる日本をプレゼントできる日まで行動し続けたい。
(07月02日記)
「清田区新聞」14年07月06日付より