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9日の午後、エルプラザで第47回はたらく女性の全道集会があり参加しました。
5年前の年越し派遣村の名誉村長として有名な、宇都宮健児弁護士が講師でした。
つい最近までは、あまりきいたことのない「立憲主義」という言葉…現憲法は、立憲主義の考えに基づいてつくられたもので、「すべての国民が個人として尊重されるために、最高法規として国家権力を制限し、人権保障をはかる」ことを基本としています。
ひらたくいえば「国の主人公は国民」で、そのためには、私たち自身が国に「基本的人権」を守らせるよう働きかけなければなりません。
黙っていては、国は私たちの「基本的人権」を守ってなんてくれませんと……。
納得です。
宇都宮さんは講演の最後に、――高校の教育で「労働組合の作り方、団体交渉のやり方、生活保護の申請の仕方などを教えるべきだ。運動する人は、政治的立場を越えて繋がることが大事。同質の集団の集まりは「和」にしかならないが、「異質」の集団の集まりは「積」になる。論じることも大事だが、行動8割で頑張ろう――と。
「仲間のメッセージ」では、医労連労働組合の若い女性が、病院を相手取って、セクハラ・パワハラ裁判を起こしたことを報告しました。
その夜の友人たちとの同期会で、早速裁判のことを話し署名をしてもらいました。
(11月13日記)
「清田区新聞」13年11月17日付より