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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

帰省第一弾

参院選までの2カ月半は、殆ど休みなしで走ったこともあって、今年はいつもより長めのお盆休みでした。

休み中の行動は、14日に紙智子さんと共に、真栄の盆踊りに参加し、名刺を配りながら50人くらいの人にあいさつ回りをしたことと、15日の終戦の日宣伝くらいです。

私の休みとほぼ同じ期間に娘夫婦が帰省し、途中からは3男も加わって、久しぶりの5人家族。

娘と映画を観に行って、ショッピングに付き合い…そこには若い人たちがいっぱいいて、というよりは、若い人ばかりです。

華やかだけれど、お店で働いている人たちのどれ位が正社員なんだろう。(お店の商品を購入し身につけるので)経費もばかにならないだろうなあ――などと思いを巡らせながら、娘の試着に感想をあれこれと言ったりして、年に1〜2度の時間を楽しんできました。

娘は茶色のショルダーバッグとブラウスを買い、7〜8年か使いこなれたバッグは私のものに。

娘夫婦が帰った日の夜、3男と夫と3人で、平岡にある焼き肉バイキング店で夕食。

体育会系のわりには、文章がうまいと、大学の先生にほめられるのは、子どものときの読み聞かせや、日記のおかげだと思う――と息子がつぶやきました。

家事の分担でも日記でも、一番ちゃんとやらなかった息子の意外な言葉に、子育てのお返しをもらったような嬉しい気持ち――。

9月には帰省第2弾、8カ月の双子怪獣を引き連れて、次男夫婦がやってきます。

今度は手強いぞ――。

(08月21日記)

「清田区新聞」13年08月25日付より