Since 2007/03/08
「いま声をあげてたたかえば、要求を前進させられる。政治を前へ、社会を前へ、大きく前進させましょう」―。雪の舞う大通公園で28日、「変化をチャンスに! 立ち上がろう、雇用・くらし・平和のために! 3・28道民集会」が開かれ、全道から6千人が集まりました。
主催者を代表してあいさつした名知隆之・北海道春闘共闘代表幹事は、生活保護世帯の母子加算復活やNTT契約社員のたたかい、国鉄闘争で解決の道を開いてきた道民の運動に触れ、「たたかいなくして要求も政治も前進しません。今こそ私たちのたたかいで事態を切り開こうではありませんか」と呼びかけました。
沖縄・名護市から海上ヘリ基地建設反対協議会の大西照雄代表委員が連帯のあいさつ。
普天問基地撤去をめぐり、県内移設と県外への基地分散化をもくろむ鳩山政権に対し、「自公政権以上に対米追随を強めている。日米同盟にかかわって、思考能力が停止したのではありませんか」と痛烈に批判しました。
昨年の集会であいさつした宇都宮健児次期日弁連代表がメッセージを寄せ、日本共産党から大門みきし参院議員、はたやま和也参院選挙区候補らが参加。社民党、新党大地も登壇しました。
「集会宣言」を採択した参加者は、会場から中島公園までデモ行進しました。
日本共産党清田区後援会は28日朝、清田区美しが丘のフードD前で宣伝行動をおこないました。これには7人が参加し、ハンドマイクとビラやパネルで党の政策、参院選での勝利などを訴えました。
吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、後期高齢者医療制度廃止の先送り、沖縄米普天間基地の県内移設発言、消費税増税発言など、最近の鳩山内閣の公約破りの実態にふれ、国民の民主政権にたいする失望が急速に広がっていることは、マスメディアの世論調査でも明らかだと強調。「政治を前へ」すすめるため、参院選での共産党の躍進を訴えました。また、住宅リフォーム条例成立などに果たした共産党札幌市議団の役割についてのべ、来年の市議選に再挑戦し、市民の暮らしと命を守るためがんばりたいと語りました。
買い物客の中には訴えをじっと聞く人、手をふって激励する人などの姿も見られました。
日本共産党北海道委員会と道議団は、子どもが豊かに育つためには社会と政治はどうあるべきかを考えようと、4月18日午後1時から中央区のかでる2・7で子育てシンポジウムを開催するとして、はたやま和也道政策委員長(参院道選挙区候補)を先頭に関係団体への申し入れ活動を強めています。
このシンポには保育園園長、養護教諭、はたやま氏をパネリストに、子育て支援の行政担当者、民間団体などからの参加が予定されています。
『戦後の日本を代表する知識人として発言を続けた加藤周一が最後に残したメッセージを、彼自身の歩みとともに構成したドキュメンタリー。……加藤周一という人物をこれから知ろうとする人にとっても、最良の出発点となる貴重な影像作品』(作品のホームページより)
3月に「札幌上映実行委員会」が結成され、5月に上映会を予定。小森陽一東大教授・九条の会事務局長が解説することになっています。
前売り券(大人のみ)は上映実行委員会(011-262-3848)または取り扱っている地域九条の会まで。
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ピカピカの1年生。働く親にとっては心配な放課後だけど、学童保育所は子どもの放課後の生活を守り、働く親の権利を保障するところ▼2月に札幌市議会で「民間学童保育所の助成対象を4年生まで拡大」「10人未満の学童保育所に年度内事業継続」が全会一致で採択された。毎年のように署名を集めてきた願いだったので、関係者の喜びもひとしお▼学童保育所では、のんびりしたり、思いっきり遊んだり、自分たちで行事を計画したりする。専任の指導員に見守られながら、異年齢の子どもたちと生活するなかで子どもが成長していく▼清田区の民間学童保育所は今からでも入所できる。相談は吉岡事務所へ。(は)
「清田区新聞」10年04月04日付より