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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

2010年元旦

大晦日まで続いた党勢拡大で、清田区の党支部はかつてない頑張りと成果を実らせ、参院選での躍進を今度こそ――の決意を示しました。

そんなわけで、大掃除は大晦日の午前中、午後はおせちの準備と、やっつけ仕事で年越しを乗り切り、2010年の元旦を晴れて迎えました。

長ネギ、高野豆腐、エビなどが入った醤油味のお雑煮を家族4人でいただき、高校生の息子にお年玉をあげたら、さあ元旦宣伝に行く準備です。

くっきりと青い空のもとで紙智子参院議員を迎え厚別神社前で恒例の元旦宣伝をし、急いで帰宅。

中学・高校・大学と陸上長距離一筋の次男が、実業団の陸上部に入ってから4年になりますが、今年初めてニューイヤー駅伝を走るからです。

走る区間は聞いていたのですが、姿を見るまでは安心できません。

テレビ画面にようやくちらっと映った息子に「長い故障に苦しみながらよく頑張ってきたね」と心で語りかけました。

実業団駅伝を観戦しながら、年末・年始の「公設派遣村」に入所している若ものの姿とランナーの姿がオーバーラップします。

労働者を食い物に膨れあがり、それでもまだ使い捨てを続ける大企業と、手をこまねいている政府――。

この異常を許し続けるわけにはいきません。

(1月6日記)

「清田区新聞」10年01月10日付より