Since 2007/03/08
1日、青空に恵まれ桜がいっせいに開花した中島公園で、第80回メーデー全道集会が開かれました。
3500人の労働者らがつくる「団結」の人文字でオープニング、色とりどりのゼッケンやのぼり、プラカードなどを手にした労働組合員らが「いまこそ労働組合の出番」「格差と貧困なくそう」「雇用破壊はね返そう」「憲法9条守ろう」と決起し、市内を行進しました。
集会の壇上で新婦人清田支部の人たちが温暖化防止をテーマとした「シロクマキャップ」とペンギンの着ぐるみ姿で核兵器廃絶、地球温暖化防止などのとりくみを報告しました。
日本共産党の宮内聡、岡ちはる衆院比例予定候補、松井ひであき1区予定候補らが壇上で紹介され、宮内氏が連帯のあいさつをしました。
また、メーデー行進沿道では宮内氏や松井氏、はたやま和也党道政策委員長、井上ひさ子党札幌市議団長らが宣伝カー上からメーデー行進参加者を激励しました。
施行62周年の憲法記念日の3日、北海道憲法会議、道革新懇などの主催で「2009 許すな壊憲! 道民集会」が開かれ市民320人が参加しました。
日本共産党の紙智子参院議員があいさつし、「海賊対処法」「憲法審査会」始動などをめぐる国会情勢に触れ「海賊対処法を廃案に追い込むため運動を広げましょう」と呼びかけました。
大塚秀之北海学園大教授が記念講演し「新しい対米関係を築くには、初の黒人大統領を生み出したアメリカの新しい変化を励ます立場で付き合うことが大切」と指摘、核廃絶への道義的責任を明言したオバマ米大統領のプラハ演説は「注目すべき発言」とのべ、日本共産党志位委員長のオバマ大統領宛の「書簡」を紹介、「驚きと感銘をもって受け止めた」とその意義を強調しました。
自由法曹団北海道支部の竹中雅史弁護士が「海賊対処法」の狙いと危険性を報告、「SOSネット」からの報告もありました。
10日、日本共産党清田区後援会が恒例の「梅見会」を平岡公園梅林で開き23人が参加、梅の花と香りを楽しみました。(写真)
村岡忠義会長と吉岡ひろ子党市政相談室長があいさつ、参加者は持ち寄ったお弁当や手料理を楽しみながら親しく交流、来るべき総選挙で北海道の議席の回復を誓いあいました。
清田区後援会はこの「梅見会」に先立ち、公園入口近くの交差点で梅見客らに宣伝行動、ハンドマイクで麻生政権の「追加経済対策」、補正予算案を批判、日本共産党の躍進を訴えました。
清田区革新懇は憲法記念日の3日と定例の「9の日行動」の9日と、連続して西友清田店前で宣伝署名活動に取り組みました。
憲法記念日の3日の行動には、加盟団体などから10人が参加しました。連休中とあって人通りは極端に少ない日でしたが、近くに住む90歳を超えるお年寄りは「戦争は絶対に起こしてはならない」と戦争体験を語り署名にこたえていました。
9日の行動には10人が参加、加盟団体の代表らがマイクをとり、オバマ米大統領のプラハ演説に触れ「核兵器廃絶が遠い未来の話でなく、現実のものとできる時代が」と強調、核兵器廃絶を求める運動の強化を呼びかけました。
革新懇加盟団体でもある日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長はオバマ大統領宛ての志位委員長の「書簡」に触れ、「核兵器廃絶の国際協定を締結するための協議の開始」を要求したことを紹介しました。
この行動で38筆の署名が集まりました。
8月6日の広島はなぜか晴天に恵まれる。照りつける太陽のもと、原水爆禁止世界大会参加者らと平和式典に出席し、核兵器廃絶の願いを新たにしたのは25年ほど前。5、6年毎年夏の広島、長崎に通った▼その悲願がいま現実のものになりそうな情勢だ。あの米国が核兵器廃絶を国家目標とするという。オバマ大統領のプラハ演説が衝撃を与え、この数週間で世界が大きく動き出した▼日本共産党の志位委員長がすかさずオバマ氏に書簡を送り、核兵器廃絶の国際条約締結、そのための国際会議を提起したのも世界を動かす現実的対応だ▼こんな時、政局論議ばかりの被爆国日本の麻生政権や民主党はどうだ。ちいせえ、ちいせえ!(康)
「清田区新聞」09年05月17日付より