Since 2007/03/08
5日に開かれた日本共産党演説会には区内から100人をこえる人たちが参加し、会場は熱気に包まれました。
宮内聡衆院比例候補は「住民が要望している通学路の国道の歩道設置には『予算がない』の一点張りなど生活密着の仕事はないがしろにする一方で、無駄な公共事業の二風谷ダムは違法献金で問題になっている西松建設が受注。企業献金が公共事業をゆがめ、税金を食い物にしている実態が」と告発、国会では西松献金疑惑問題には自民も民主も口をつぐみ「無風国会」といわれていると指摘、「金権・腐敗政治を追及する日本共産党の議席を回復するため、ぜひ国会へ送ってください」と訴えました。
紙智子参院議員は西松献金疑惑などの金権政治の構造を明らかにし、「企業・団体献金禁止の世論を強めましょう」とのべ、自ら取り組んできた雇用、介護、障害者、食の安全・安心、農業などの問題で果たしてきた日本共産党の役割に触れ、「国民の苦難軽減こそが立党の原点である日本共産党を大きくすることが、国民の安心につながります。宮内さんをぜひ国会へ」と訴えました。
吉岡ひろ子清田区市政相談室長・市議候補は「北海道の衆院議席回復に全力をあげ、来年の参院選挙でも躍進し、その力で清田区から市議を実願させてください」と訴えました。
3日、日本共産党全道女性後援会のキャラバンカーが清田区に入り、区内4カ所の大型店前で街頭宣伝を行いました。
全道女性後援会の長谷川事務局長は「消費税が導入されて20年。社会保障は削られ、けっきょく大企業、資産家のための減税に充てられました。そのうえ増税なんて許せません。日本共産党を大きくして政治をつくりかえましょう」と訴えました。
清田区女性後援会の大林さんは西松献金疑惑に触れ、真相解明に背を向ける自民党、民主党の姿勢を批判、「ゆがんだ政治のあり方をただすためにも日本共産党へのご支援を」と訴え、4・5演説会への参加を呼びかけました。
平和・民主・革新の日本をめざす清田区の会(清田区革新懇・河原亜雄事務局長)は4日、第5回総会を開催し、加盟団体代表・個人、20人が参加しました。
代表世話人としてあいさつにたった後藤昌男さん(北野)は「いまこそ革新懇の出番。『真の改革とは何か』を問い3つの共同目標を掲げ、それぞれの立場、分野で奮闘し、手をつないでいこう」とのべました。
河原事務局長が活動報告、「毎月9日を中心にした『9の日行動』などの街頭宣伝署名行動はこの1年で14回を数え、延べ124人が参加し定着。地域九条の会の活動も活発に。地域の運動に欠かせない組織として成長してきたが、情勢にふさわしい組織、体制作りが課題」と提起しました。
総会は、組織強化などをめぐって活発に討論、「すべての地域、学園、職場に九条の会を」「憲法を暮らしに生かす活動」「活動の輪を広げ会員拡大」「財政基盤整備」「組織体制の改善・整備」「『全国革新懇ニュース』の普及拡大」などの運動方針を決定し、11人の世話人、8人の代表世話人と5人の事務局を選出しました。
新日本婦人の会札幌清田支部は1日、スーパー西友清田店前で、買い物客に「消費税増税に反対しましょう」と呼びかけました。
エプロン姿で繰り出した会員8人が「食料品や教育費に消費税をかけないで!」と書いたうちわなどを掲げ、ハンドマイクで「消費税が導入されて20年、福祉のためといいながら医療も福祉も切り捨てられ、大企業、お金持ちの減税に充てられてしまいました。自公政権はさらに引き上げようとしています」と消費税増税反対署名への協力を訴えました。
近くの石に座り込んで署名した高齢の女性は「要介護2の身体で生活が苦しいのに、消費税が上がったら大変」と怒ります。女子高校生たちは、「私たち生まれた時から消費税があった。上げてほしくない」と署名に応じました。
この行動には、日本共産党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子市議候補も参加しました。
美しが丘 康坊
軍事有り外交無しのミサイル騒動
落ちるのはマレと言いつつ危機あおる
企業献金禁止まずやってみな小沢さん
米兵の豪邸のつけはウサギ小屋へ
忘れてた連帯よみがえる派遣村
明るい陽射しを浴び「ここに春があるよ」と呼びかけているような、なんとも愛らしいフキノトウの姿がありました。=7日、平岡(さ)
憲法25条に生存権と国の使命が定められてある。「健康」の保障はもちろんのことながら「文化的な最低限度の生活」の保障には人々の移動手段、交通事情の問題もある▼「健康」ということは、まずは病気や心身の故障をおこさないこと、心身とも健やかに楽しい日々を送ることができることだろう▼心身の健康を維持、発展させるためには、仲間を訪ねたりさまざまな施設を思うままに利用できる条件が整っていることが必要だ▼地下鉄やバス路線など公共交通網整備の要望には「金がない」と決まった答えだが、これらは金が「ある」「ない」の問題ではなく国が果たすべき責務を果たすのかどうかの問題なのではないか。(郎)
「清田区新聞」09年04月12日付より