Since 2007/03/08
解散総選挙が5月にも、と取りざたされる緊迫した情勢のもと、4月5日に開催される日本共産党演説会に期待が高まっています。
雇用、くらし、医療や福祉をめぐって「この現状はなんとかならないのか」…。政治のあり方をめぐって「小沢違法献金疑惑で民主党もがっかりだ」…。
こうした関心にずばりこたえる演説会。党と後援会は各地域で参加の取り組みを進めています。
雇用・くらし・SOSネットワーク北海道」は31日に2度目の街頭相談会を開催するとして、「一人で悩まず相談を。困った人が周りにいたらぜひ知らせてください」と呼びかけています。
街頭相談会は31日(火)午前10時から午後7時まで、札幌地下街オーロラタウン(大通西1〜2の地下部分)で行われます。
日本共産党清田区後援会は、来るべき総選挙で必ず北海道の衆院議席を回復しようと、臨戦態勢をとり、当面する4・5党演説会を成功させようと大車輪の取り組みを開始しています。
吉岡ひろ子党清田区市政相談室長を先頭に従来からの毎週火曜朝の通勤時宣伝をはじめとした定時定点宣伝、宣伝カーの定期運行を強化し、ハンドマイク宣伝など、「音に聞こえ、目にも見える」宣伝で他党派を圧倒し、全住民規模の対話と支持拡大を進め、「しんぶん赤旗」読者拡大で飛躍を作る取り組みにも協力しようと、各地域での草の根の取り組みが始まっています。
20日には新婦人清田支部内後援会が「ランラン女性デー」で決起、春木智恵党道女性部長を迎えて学習、その後4組に分かれて4・5演説会会場のある里塚地域を中心に40カ所でハンドマイクの辻宣伝。「雇用・経済対策で国会は責任を果たせ」「小沢民主党党首は疑惑への説明責任を果たせ」「演説会にお気軽にご参加ください」と訴えました。
「久しぶりのハンド宣伝で元気出た」と、地域ごとの宣伝も具体化。週明けからは地域班内後援会ごとの取り組みがさっそく始まっています。
2003年の米軍によるイラク戦争開戦から6年となる3月20日、「戦争やめろ! アフガニスタン・イラク・パレスチナに平和を!」と呼びかける「さっぽろピースウォーク」が行われ、市民ら400人が市内中心部を行進しました。
参加者は色とりどりの旗やプラカード、横断幕やゼッケンで「イラクからの占領軍完全撤退」「ソマリア沖への自衛隊派兵反対」「パレスチナに平和を」「日米軍事協力をやめろ」「戦争も貧困もない世界の実現へ」などとアピール。「ガイコツ」人形やシロクマの帽子も登場し、市民の注目を集めていました。
ほっかいどうピースネット、北海道平和運動フォーラム、有事法制反対道民連絡会、イラク訴訟元原告有志・弁護団のよびかけで行われたものです。
18日、札幌市の下水道工事にかかわる官製談合事件で市の外部調査委員会の報告が提出されました。歴代の幹部、OBが関与した組織的なものと指摘しながら、動機や天下りとの関係は不明とし、職員の供述も真実とは思えないとしています。
これについて日本共産党札幌市議団宮川潤幹事長は、次の談話を発表しました。
長きにわたり、組織的に官製談合が行われてきたことが明らかになりました。市の責任は極めて重大です。
しかし天下りとの関係など、官製談合が起こされるメカニズムが解明されていないため、同様のことが繰り返されるおそれがあります。職員の供述も、保身があり信用できないとされている以上、議会に百条委員会を設置し、OBの証人喚問を行い、他部局を含めた全容を解明することが求められています。
党市議団は、百条委の設置をめざして奮闘するものです。
「公金流用や詐欺の疑いがある」と、米19州の司法当局が調査を開始する。経営危機で17兆円もの公的資金を投入されながら幹部社員に160億円のボーナスを支給した大手保険会社AIGにだ▼高額ボーナス上位10人の総額は42億円、最高額は1人6.4億円という現実に、ニューヨークの街頭インタビューで「刺し殺してやりたい」という過激な言葉も飛び出した▼米国の話だといっていられない現実が日本にもある。赤字だといって派遣切りを続ける東証一部上場企業の株主への配当総額は6兆円を超えるという。トヨタ創業家の名誉会長と次期社長2人の年間配当額はなんと22億円だ▼強欲な資本主義の姿がここにある。怒! (倉)
「清田区新聞」09年03月29日付より