Since 2007/03/08
「働けない」「くらせない」「生きられない」社会――。
「道民ぐるみの『社会的反撃』を」と呼びかけられた3・29大集会にむけ、「集会に賛同し成功を呼びかける清田区実行委員会」などが取り組みを強めています。
実行委員会の事務局団体である清田区革新懇の事務局担当である松崎さんは、「いびつにゆがんだ格差社会と深刻な経済危機をもたらしたのは弱肉強食の『新自由主義』『構造改革』路線。いまこそ新しい進路を目指すべきです。清田区でも清田区革新懇を中心に、新婦人清田支部、年金者組合清田支部、清田区生活と健康を守る会などで『成功を呼びかける実行委員会』をつくり、参加者を組織する取り組みを強めています。生活、医療、年金、福祉、教育、平和などの願いや要求を持ち寄り、たくさん参加してほしいと思います。会場では『清田区革新懇』の“のぼり”を立てますので、それを目印にお集まりください」と呼びかけています。
「医療を受ける権利が侵害されている」と憤るのは、勤医協豊平区清田区健康友の会会長の松田英樹さん(真栄在住)。「相次ぐ福祉、医療制度の改悪や『後期高齢者医療制度』導入など国民は安心して医療を受けることができません。医師、看護士不足や病院経営の危機も深刻です。『無料低額診療制度』の宣伝をハローワーク前などで行ってきましたが、お金のせいで命を落とすことがないよう、私たちもがんばります。3・29集会には福祉と医療を守る要求を掲げ『友の会』としても参加目標を持って取り組みます」と決意を語っています。
日本共産党の清田区後援会と吉岡ひろ子事務所は17日、国道36号線沿いの道銀清田支店前で定例の早朝宣伝を行い、後援会員ら7人が参加しました。
マイクをとった吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は西松建設献金疑惑問題に触れ、「自民も民主も自ら疑惑を解明しようとせず国民への説明責任を果たしていません」とのべ、国会での疑惑解明を素通りさせようとする自民、民主両党を厳しく批判、「営利目的の企業の政治献金は形を変えた賄賂であり政治をゆがめるもの。企業・団体献金の全面禁止を」と呼びかけ「いまこそ企業・団体献金も政党助成金も一切受け取らず大企業にも遠慮なくものがいえる日本共産党を躍進させてください」と訴えました。
小倉後援会幹事は「西松マネー疑惑をはじめ社会や政治、世界の問題を国民の目線で報道している『しんぶん赤旗』をお読みください。4月5日に開催する党演説会に多数お越しください」と訴えました。
札幌東部民主商工会は13日、白石区民センターで、3・13重税反対全国統一行動札幌東部集会を開催し、民商会員ら150人が参加しました。
今年の統一行動は、税務署の不当な調査や徴税に対し、納税者の権利を守らせる取り組みとしてスタートし40回目となるもので、東部民商の石塚会長は「不況が襲うなか、国民本位の税制・税務行政と中小業者が安心して暮らせる社会実現のため政治の転換を図ることが必要」とのべ、「税務署の集団申告への妨害をはねのけ集会を成功させ、強大な民商を建設しよう」とあいさつしました。
草野副会長は基調報告で「納税者の自主申告という原則を踏みにじる徴税強化や調査の横行に原則を守らせる取り組み、『自家労賃を必要経費と認めよ』という取り組み、国税だけでなく地方税の商売や生活を脅かす徴税強化に対して納税者の権利を守る取り組みなどをすすめ、消費税増税を狙う自公内閣、財界の動きも強まっているなかで国政選挙で増税勢力を撃退しよう」と呼びかけました。
集会には吉岡ひろ子日本共産党清田区市政相談室長も駆けつけ、「中小業者の営業と生活を守るため日本共産党もがんばります。来るべき総選挙で増税勢力に痛打を浴びせましょう」と激励のあいさつを行いました。
平田東部民商事務局長が行動を提起し閉会。集会後、参加者は月寒にある札幌南税務署へ移動、集団申告に臨みました。
勤医協豊平区清田区健康友の会(松田英樹会長)は、生活の困窮を理由に医療費の支払いが困難な方に対し、医療費の減額または免除を行う「無料低額診療」を、北海道勤医協のすべての院所で実施しているとし、制度の利用を呼びかけています。
3月に入り3日、6日、11日の3回、ハローワーク札幌東前でパンフレット配布の取り組みを行いました。「私、保険証ないんだよね」と話しかけてくる人や、パンフレットを食い入るように読んでいる人もいました。
友の会は、「お金のせいで健康やいのちを損ねてはいけません。医療費のことで心配な方は、遠慮なく勤医協の各院所でご相談を」と呼びかけています。
体中でリズムをとったり歓声をあげたり…。観客席を練り歩く獅子舞にもさまざまな表情を。そこには躍動する子どもたちの姿があった▼太鼓の音は確かに鼓動と共鳴し力を沸きあがらせる。民族歌舞団「こぶし座」清田区公演で会場ほぼいっぱいの大人と子ども二百数十人の観衆と舞台が一体化した▼あいさつをした応援団のYさんは養護教諭を長く勤め上げた。受付で障がいのある青年達が元気な笑顔を振りまいていたのも彼女の実践のたまものなのだ▼どんな攻撃にさらされようと、子どもの可能性や教育の条理は不滅であることを確信する瞬間でもあった。(さ)
「清田区新聞」09年03月22日付より