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日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
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WEB「清田区新聞」

暮らし応援しっかり

党札幌市議団が
   市政懇談会

09年度予算案を審議する2月12日からの定例札幌市議会を前に、日本共産党札幌市議団は1月30日、市政懇談会を開き、市民団体などから30人が参加しました。

党市議団と懇談する人たち党市議団と懇談する人たち=1月30日

井上ひさ子団長は、昨年11月、市長宛てに105項目の予算要望を行ったと紹介、「予算議会を市民の暮らしをしっかり応援するものにするため、多くの市民の声を聞き反映していきたい」とのべました。

宮川潤幹事長は、前日に市が発表した09年度予算案の概要を説明。参加者からは、妊婦健診の拡大、ごみの堆肥(たいひ)化問題、学校の統廃合と就学援助など子どもと教育にかかわる問題、障害者交通費助成、学童保育への支援などで、要望や意見が出されました。

発言する吉岡氏発言する吉岡氏=1月30日

党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子氏は、車いすで生活している人から「市営住宅に入りたいが、障害者向けの部屋には空きがない」と相談があったことを紹介、「障害者や高齢者を温かく支える社会になっていない。建て替えだけでなく、もっと市住をつくらせるべき」と訴えました。

また、バス路線問題での「地域協議会」の問題点、期限付き教員の実態調査と改善、福祉事務所が市民の相談に十分対応できるような体制をつくることを求める意見などが出されました。

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介護保険料896円 札幌市が引き下げ

市民、党の要求実る

札幌市が09年度から3年間の介護保険料を基準額で年間896円引き下げることが、予算の発表で明らかになりました。

札幌市の高齢者(第1号被保険者)の介護保険料は所得で7段階になっていますが、基準額の第4段階で現行の年間5万456円から4万9560円に引き下げられ、月額では4130円になります。

日本共産党市議団は、高齢者の保険料の負担感が大きいこと、介護給付費準備基金が08年度末の推計で約50億円にものぼることから、基金を取り崩し保険料を引き下げるよう強く求めてきました。

札幌市社会保障推進協議会も、市への要望を重ね、世論と運動を広げてきました。

市は、介護保険給付費ののびは見込まれるが基金を21億円取り崩すなどして、引き下げを実施することとしたものです。

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暮らしに基礎、足腰強い経済に

政策の転換を

吉岡ひろ子氏ら激しい雪の中、訴える

訴える吉岡ひろ子

日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子事務所は3日、国道36号線沿いの道銀清田支店前で定例の早朝宣伝を行ない、激しい雪の中、後援会員ら6人が参加しました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、ホームレス支援の雑誌『ビッグイシュー』を紹介し、「派遣切り」、雇用問題、中小企業問題をとりあげ、「暮らしに基礎をおいた足腰の強い日本経済へ政策の転換が必要だ」と述べ、「安心できる社会をつくるため、総選挙では北海道から衆院議席の回復を」と訴えました。

清田区後援会小倉幹事は、消費税増税問題に触れ、「『景気が回復したら』というが、彼らがいう『景気回復』とは大企業が黒字になればということで、国民の懐があたたまればということではない」と指摘、「消費税導入から20年で国民は201兆円とられた一方、大企業の法人3税は164兆円の減税、社会保障のためといいながら、この間、年金は改悪、医療費窓口負担は増え、国保の保険料は倍増、厚生年金の支給年齢は60歳から65歳に引きあがるなど、社会保障はどんどん削減された」と政府の言い分を批判、消費税増税を許さないためにも、総選挙で共産党の前進がどうしても必要だと強調しました。

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生活対策事業に12億円

札幌市すべて中小企業に発注

党市議団の申入れ実る

札幌市は、国の「地域活性化・生活対策臨時交付金」(5億4600万円)を活用した12億円の生活対策関連事業を決め、1月29日、上田文雄市長が記者会見で発表、12日からの定例市議会に補正予算案を提案することを明らかにしました。

この中では、道路の舗装改修などの地域経済・生活インフラ関係6事業に5億9300万円、救急医療体制整備支援事業や児童会館運営管理などの子育て・安心安全関係6事業に2億5400万円、公園整備などの環境関連6事業に3億5300万円を計上しています。いずれも中小零細企業に発注されるものです。

日本共産党札幌市議団はすでに昨年12月と先月9日、「市民の営業と雇用、生活を守る対策を緊急に講ずるよう」申し入れていました。

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札幌市臨時職員を100人採用

党市議団の要求実る

札幌市は1月16日、緊急経済・雇用対策推進会議を開き、年度内に100人の臨時職員を採用するなど、経済・雇用対策を決めました。

臨時職員は企業の雇用調整や解雇で離職を余儀なくされた人を対象に採用、2月20日から3月31日まで区役所庁舎維持管理業務などに従事するとしています。採用予定枠は100人で賃金は日額6600円。予算額は2348万円余です。

井上ひさ子党市議団長は「市の臨時職員の採用を求め、100人の雇用が実現することになりました。解雇を許さないたたかいとともに、解雇された方々への支援の強化のため、今後も奮闘していきます」と話しました。

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コラムコラム「清風」

 町内会連合会の新年交礼会では議員や候補者が各テーブルを回って顔を売る。だが、ここでも「定額給付金」や自民党の不人気ぶりは「自民党公認」で当選したはずの議員が「自民党批判」を開陳し、弁明に大わらわだったことからも明らかだ▼それならいっそ離党するなり議員を辞めればよさそうなものだが、そうしないところを見ると、党と自分を使い分けて有権者を愚弄するという点で、顔の皮の厚さは親分衆にも引けをとらぬ▼さて、地方議員の任期も折り返し点になる。現議員各位が言ってきたこととやってきたことを住民の立場から検証する時機だ。そして、真に住民の利益を守る議員を生み出す力も強化する時だ。(さ)

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「清田区新聞」09年02月08日付より