月寒商店街にほど近い南税務署近辺は狭い道幅なうえ無造作に止められた車で埋められています。縫うように駐車した大型バス。運転手さんの見事な腕前に心の中で思わず拍手をしてしまいました。

「責任者」とかいた真っ白なタスキがけの石塚会長を先頭にぞろぞろ行くと南税務署のまえに集団申告受付がみえました。驚きました。署内ではなく外でした。そのやり方に税務署の姿勢が伺われる気がしました。折しも小沢民主党党首と西松建設の巨額偽装献金疑惑のさなかです。かたや賄賂であまい汁に群がる政治家と準大手ゼネコン。

日本の経済と私たちの暮らしを支える地元の中小零細業者は全労働者の七割を擁していながら来年度の対策費は僅か1890億円。1社あたりたったの4万5千円。で、犯罪を繰り返している在日米兵1人あたりに811万円献上。

重税反対全国統一行動に参加し、税金めぐる政治のゆがみへの怒りとともに、業者の味方民商の運動の重みに僅かですがふれた気がします。

（3月17日記）

「清田区新聞」09年03月22日付より