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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

環境問題

エコバッグ、昨夏から意識したものの、11月ころからようやく忘れず使うようになりました。

2月にはじまる定例市議会の最大の関心事のひとつに“家庭ごみ有料化”の問題があります。

1月20日、清田区民センターで市民意見交換会が開かれました。昼の部は40人くらい、夜の部は4人の市民という少なさです。

市はあくまでも経済的動機付けとし、ごみを減らすために有料にするんだと強調します。しかし増税につぐ増税、負担増の中でくらしている市民のくらしに思いをはせるなら、無料のまま大幅減量に成功した名古屋市の実践などから学び、本気でとりくむべきではないか、と思います。

有料化によって年間経費を差し引いて約30億円の増収を見こんでいるとのこと。(一般会計には入れず宣伝・啓もう活動に使うといっていますが…… )

また、母子家庭、高齢者、生活保護世帯などの低所得世帯への減免は一切なし。

これでは地球環境に名をかりた“庶民増税”ではないでしょうか。

22日の志位委員長への国会答弁で福田首相は、温室効果ガスの削減について、経済界に義務づける意思が全くないことを明らかにしました。

北海道洞爺湖サミットの年、“環境、環境”と聞かない日はないけれど、まだまだ政府にも自治体にも問題を根本的に解決する姿勢が見えません。自助努力をいっているだけでは私たちの未来はないと思わなければなりません。

「清田区新聞」08年01月27日付より