Since 2007/03/08
日本共産党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんは4日早朝、氷点下の寒さのなか真栄地域の街頭に立ち、出勤途上でバスを待つ人々に、国会や市政をめぐる問題について日本共産党の考えを訴えました。
吉岡さんはまず、福祉切り下げ、医療費値上げのなか、ガソリンや灯油の高騰がとくに冬を迎えた道民の家計に大きな負担を強いていること、消費税アップも検討されていることにふれ、共産党は国民生活を守るため全力をあげるとのべました。
さらに、新テロ特措法の参院での審議状況をとりあげ、自民・公明両党が国会を再延長してでも成立させようと策していることを厳しく批判。最近のオーストラリアの政権交代にみられるように、イラク戦争やアフガン攻撃を続けるアメリカの孤立がいっそう強まっているとし、政府与党はアメリカ追随で自衛隊の給油活動継続に固執するのではなく、政治的・外交的努力でテロ問題を解決するため努力すべきだと強調しました。そして「日本の平和と安全をまもるためにも、来るべき衆院選挙で日本共産党への大きなご支援をお願いします」と訴えました。
原油価格の異常な高騰で国民の間で悲鳴があがっています。とくに灯油は北国のくらしの必需品。本格的な冬を目前に不安の声が広がっています。
この問題について日本共産党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんは「市民生活への大打撃。節約の工夫も限界です。日本共産党は、国会に対策委員会を設置し、北海道でも宮内さとしさんを先頭に事態の打開に全力をあげています。石油元売り各社は一方的に消費者に価格を転嫁し、消費者の不安をよそにばく大な利益を上げています。投機資金の規制、石油元売りへの強力な指導、政府備蓄の機動的な放出など、政府に十分な対策をとらせることが必要です。党は母子家庭、低所得世帯などを対象に全道三十数市町村で行われている『福祉灯油』を札幌でも実現するよう市議会でもとりあげていきます。また市長あての署名にもとりくみます」とのべ「政府に対策を迫る世論と運動を強めていきましょう」と呼びかけています。
11月28日に招集された札幌市議会第4回定例市議会では、4日、5日の代表質問から本格的論戦が始まりました(日本共産党の代表質問は別途続報)。
この議会には補正予算案をはじめ「札幌市市民まちづくり活動促進条例案」「札幌市都市景観条例の全部を改正する条例案」などの重要議案が提出されているほか、「無防備地域宣言をめざす札幌市民の会」の直接請求によって提出された「札幌市無防備平和条例案」が審議されます。
日本共産党札幌市議団は、石油製品の高騰による深刻な影響が広がるもとで、地場産業と市民のくらしを守る立場から、「家庭ごみ有料化」反対や「福祉灯油」の実現など、市民の切実な願いを実現するため積極的に論戦を展開することにしています。
発足3周年を迎えた平岡九条の会は、13日に発足記念の懇話会を開くとともに、新年早々恒例の「新春・平和講演会」を開き、出足早く憲法九条を守り生かす運動をすすめることにしています。
講演者には元安保破棄北海道実行委員会の山下忠孝さんを招き、参議院選挙の結果に示された国民の意思があたらしい政治状況を生み出しているもとで、憲法と平和、安保と平和をめぐる問題の焦点を明らかにし、運動の課題を探ります。
会では、2008年を「九条の会」の運動を飛躍させる年にするため「講演会」への参加を広く呼びかけています。
北野在住の大塚さんのお宅では「幸福の木」が珍しい花をつけていました(ひろ子)
何かと話題の多い東国原宮崎県知事が「徴兵制はあってしかるべき」と発言し、物議をかもしている▼「若者が訓練や規則正しい生活を送り、道徳や倫理観を身につける時期があった方がいい」と記者団に語り、反省はない▼軍隊が倫理観どころか、人間性さえ奪う組織であることは、天皇に忠誠・上官に絶対服従のかつての帝国軍隊や、ベトナムやイラクで住民を殺りくする米国軍隊を考えればわかるはずだ▼彼はタレント時代の不祥事のあと早稲田大学の政治経済学部で学び、知事に転身した。大学では歴史も、日本国憲法も学ばなかったのだろうか。情けない(倉)
「清田区新聞」07年12月09日付より