Since 2007/03/08
16日夜、ゆきづまった自公政治にかわる新しい政治を探求しようと、札幌に日本共産党志位和夫委員長を迎え「日本を考える集い」が開かれました。
「『大連立』をどう考えたらいいか、聞きたい」と、札幌を中心に各地から2100人あまりがかけつけました。
大きな拍手で迎えられた志位委員長は、最初に「総選挙で、この北海道から必ず議席の奪還を」と訴え、「二大政党」の実態など、国政の焦点を分析、日本共産党の立場と議席の値打ちを語りました。自民と民主の党首会談をめぐって浮上した『大連立』の動きの危険性に鋭く切り込み、その核心は海外派兵の恒久法と消費税引き上げにあり、その背景にはアメリカと財界の強い要求があるとして、「『大連立』推進勢力の危険な狙いを見抜き、打ち破ろう」と訴えました。
集いに先立ち、二十数名の青年、学生が、志位委員長との交流を行ないました。
江別市や新篠津村から、また親と一緒に参加している高校生もいました。
交流は最近民青同盟の道委員長に就任したばかりの安部智行委員長の司会で進められました。最初は緊張していましたが、志位委員長が手をあげて入場すると、いっせいに拍手をおくり和やかな雰囲気になり、さらに志位委員長が一人ひとりと握手をすると会場は最高潮に。
学生が半数を占めていることを聞いて志位委員長は「学生のみなさんにとって、関心ある問題は何ですか」と語りかけ、気さくな討論で、その後はおおいに盛り上がりました。
ＤＶ防止法（配偶者からの暴力の防止及び保護に関する法律）が改正され来年1月から施行されます。紙智子参議員は、11月12日、札幌市で女性のためのシェルターの活動を進めているNPO法人「女のスペース・おん」を訪問し懇談しました。
懇談のなかで、シエルターへの行政の財政支援が現在の状態では低すぎることなどが訴えられ、自立を支援する予算をもっと増やしてほしいなど、率直な要望が出されました。加害者に対する教育の重要性も強調されました。
「ボジョレー」って？ フランスブルゴーニュ地方南部のワインの産地名。「ヌーヴォー」って？ その年に収穫した葡萄でつくった「新酒」のこと（ネット情報）▼ガラス瓶やコルク栓がなかった時代は新酒の時期が一番おいしく、一年後には酸化して味が変わってしまうため解禁はお祭り。11月15日が土曜、日曜日にかかると休日は働きませんというお国柄のフランス、そこで11月第3木曜日と変更され今日に至っているそうです▼フランスワインの3割弱を日本人が飲むそうで、日本のことのように解禁キャンペーンを起こすのです▼13日にフランス政府の年金制度改革に反対して、国鉄職員が無期限スト、そこに地下鉄やバスの職員も合流、暮らしを守ることも忘れていません（宮）
「清田区新聞」07年11月25日付より
