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7月29日投票の参院選挙で日本共産党は比例選挙で、清田区出身の現職・紙智子さんの再選を果たしたのをはじめ、井上さとし氏(現)、山下よしき氏(元)の3議席を確保しました。比例で1議席減りましたが得票数は前回、前々回選挙を上回る440万票を獲得しました。
選挙区では議席を得ることはできませんでしたが、東京・大阪・京都などで得票を増やしました。北海道選挙区では、はたやま和也さんが健闘し20万票余を獲得しました。
選挙結果は自民党が27議席減の惨敗、公明党も現職4人が落選する敗北でした。これは増税や年金問題、貧困・格差を広げる安倍自・公政権、国民の声に耳を貸さず強行採決を繰り返した与党自民・公明に、国民が厳しい審判を下したものです。共産党は選挙論戦で自・公暴走政治を批判し、追いつめ、確かな野党の役割を果たしました。
≫「参議院選挙の結果について」 常任幹部会(07/30) 党中央委員会のページへ
参院選比例・清田区の得票 | |
---|---|
今回(2007年) | 前回(2004年) |
4,493(7.7%) | 4,352(7.9%) |
参院選選挙区・清田区の得票 | |
はたやま和也 | 3,747 |
日本共産党札幌・清田区後援会は31日朝、清田区真栄地域で恒例の早朝宣伝をおこない、ハンドマイクを使って参院選挙の結果について報告し、今後も「ストップ貧困・憲法九条を守れ」の公約実現のため奮闘する決意をのべました。
宣伝には5人が参加。党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんらが、比例選挙で地元真栄出身の紙智子参院議員が再選を果たしたこと、比例で1議席減ったものの3議席を確保し、得票で440万票と前回・前々回を上回ったこと、清田区でも前回参院選を上回る得票を獲得したことなどを報告し、選挙中のご支援、ご協力に感謝の言葉をのべました。
そして、自民・公明の大敗北に終わったこんどの選挙で、国民は貧困・格差拡大、憲法九条改悪をねらう安倍自・公政権の暴走政治に明確にノーを突きつけ、それに変わる新しい政治を求めていることを示したと強調し、「共産党は今後の国会論戦、草の根のさまざまな運動のなかで、国民が望む新しい政治の姿を示し、国民の苦難を取り除くため全力をあげます」とのべました。
バスを待つ通勤途上の人びとが、訴えに耳を傾けていました。
「基本路線は多くの国民に理解していただいている」と安倍首相は言う。だから退陣はしない―と。自民大敗北のどこを押せば、こんな発言になるのか▼貧困・格差を広げる「構造改革」を推進し、憲法を変え「戦後体制から脱却」して戦前・戦中のような「美しい国」づくりをしたい。それが安倍首相のいう「基本路線」だ▼参院選挙で国民は自・公暴走政治を厳しく審判し、「基本路線」を含め「安倍政治」そのものにノーを突きつけたのだ▼国民が拒否したものを「理解していただいている」としか認識できない人物に、日本のかじ取りをまかせるわけにはいかない(倉)
「清田区新聞」07年08月05日付より