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あまりにもひどい金銭感覚麻痺の安倍内閣にあいた口がふさがりません。
安倍改造内閣が発足してわずか1週間でまたしても農水相が「政治とカネで辞任。自身が組合長を務めた山形県の農業共済組合で、国の補助金を水増し請求して不正受給し、会計検査院からの指摘を受けた後も長期にわたって放置してきたのです。
「組合長時代の組合の私物化」さらに衆議員になって20年ほとんど質問もしていない」などどこから見ても最も大臣としてはふさわしくない人物です。
遠藤氏だけではありません。同じ3日、領収書の多重計上で坂本外務政務次官も辞任。玉沢元農相は、自民党を離党しました。
玉沢氏にいたっては衆院政治倫理審査会長という要職にありながら1枚の領収書を、な、な、なんと「5重」に計上していたのです。
木造住宅を食い物にするアリのように税金を食い物にする利権構造を、この機会に徹底的に暴露追及していかなくてはなりません。そういう「空気」を国民の側からつくっていこうではありませんか。
山形県はくだもの大国、りんごやぶどうを食べたとき遠藤前農水相の顔を思い出しそうで気分が悪い。とはいえおいしい秋の誘惑には勝てない私です。
「清田区新聞」07年09月09日付より