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エッセイ「お元気ですか」

8月15日

私は1951年(昭和26)8月15日に生まれました。

母は漁師の家庭で、12人兄弟姉妹、誕生日なんてお祝いの対象にもならなかったに違いありません。

そんな母でしたから、私が子どもの頃も、誕生日祝いはしていなかったと思います。

15日、3人の息子たちから何の音沙汰もなかったので、「母は66才になりました。順調に年をとっています」とメールをすると、「おめでとう」と気合いの入らないメールが届きました。まあ、これで良しとしよう。

8月に入ってからは、戦争関連の番組が今年も沢山ありましたが、13日放映のNHKスペシャル「731部隊の真実」は衝撃でした。

医師を狂気に追い立て、命をもてあそぶ戦争に戦慄が走りました。

同時に番組の終わりで映した、安倍政権の「軍学共同研究」に異を唱えた日本学術会議の討議に、確かな希望を見いだすこともできました。

終戦記念日で、5年連続戦争への「反省」を拒否した安倍首相。3日に発足した20人の改造内閣中19人が「靖国」派という異常。

8月28日まで清田区有明を含む北海道大演習場では、日米共同訓練が繰り広げられています

戦争被害者や生き証人の苦渋の人生と証言が思い起こされます。

(8月16日記)

「清田区新聞」17年8月20日付より


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