党地方議員研修会で「子どもの貧困と自治体・地域でやるべきこと」の講演に衝撃をうけました。
我が国では、16.3%の子ども362万人、ひとり親世帯では54.6%が「子どもの貧困」状態におかれています。
「子どもの貧困」を放置することは、その子の人生の可能性そのものをとりあげることであり、貧困の再生産に繋がります。
最近子ども食堂がクローズアップされているように、食の問題は待ったなしです。
朝ご飯抜きの児童に、諸外国では貧困対策として学校で朝食サービスをしています。
イギリスでは半数、アメリカでは約7割の小中学校で必要な子に提供されているそうです。
ショックを受けたのが、福岡市主催のあつまりで、「総入れ歯になった小学生」のことが歯科医師から報告された実例です。
その状態になるまで、どれ程の思いできたのか想像するだけで胸がつぶれそうです。
福岡市のスローガンは「日本一の子育ての市にしよう」。
共産党の地方議員が、子どもの貧困改善目標を、自治体で持つよう積極的に働きかけてと、先生が力説しました。
次の研修会は2年後で統一地方選挙の直後です。
今度こそ、市議として参加するぞ!
(8月30日記)