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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

復興大臣の資格無し

3~4月で浪江町、富岡町、飯館村、川俣町の4町村が避難解除されますが、帰還する住民はわずか5%といわれます。

4日、今村雅弘復興相が記者会見で、福島第一原発事故の「自主避難者」について暴言を放ちました。

記者「帰れない人はどうするんですか」大臣「どうするって本人の責任でしょう」記者「自己責任だとお考えですか」大臣「そりゃそうですよ。裁判でも何でもやればいい」

記者「自主避難者にはお金がでてません」「責任もって回答してください」大臣「(指さして)何で君は無礼な事を言うんだ。何が無責任だと言うんだよ。撤回しなさい! しなさい!」記者「避難者を困らせているのはあなたです」

大臣「(激高して)うるさい! もう二度と来ないでくださいあなたは!」と言い放って退場しました。

先日福島原発から60kmの伊達市から自主避難している宍戸さんの話を聞きました。

「原発問題の調査の方々と車で伊達市を回りましたが、バッシングが怖くて、私は外に出られませんでした」

「大好きなふるさと、でも帰れない――」被災者のこの思いに寄り添うことをせず、被災者を平気で傷つける人には復興大臣の資格はゼロ、いやマイナスだ―怒りが収まりません。

「清田区新聞」17年4月9日付より

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