きのう(6日)、共産党の代表質問を傍聴しました。
田中市議(西区)の質問は、市長の政治姿勢はじめ、重要問題が満載の代表質問でした。
先週もこの欄で書いた「就学援助制度の入学準備金3月支給」のことが何より気がかりでした…。
「負担の公平性の観点から」「転居などで返還する際が課題」などの言い訳をしてやろうとしない市教委に、党市議団は繰り返し実現を求めてきました。
きのうの質問でも取り上げる準備をしていました。
ところが前日5日、初めてこの問題を質問した民進党に「3月に変更する」と市教委はアッサリと答えたのです。
トンビに油揚げをさらわれたような思いでいっぱいですが、実現したのは本当に良かったと嬉しく思います。
ところが、市が実施するのは「中学だけ」というのです。
田中市議は「小学校入学も実施すべき」と強調しましたが、市教委は「中学入学は特に家計への負担が大きいから…」「検討します」と。
同じ政令市の福岡市では、すでに小学、中学とも3月支給を実施しています。
子ども医療費助成の拡大は小1だけ。それも決めてから2年半先延ばし。保育料の第2子半額といったのはいいが、年収360万以下の世帯だけ。
秋元市政の〝子育て支援〟は全くの看板倒れです。
(12月07日記)