その道はアシリベツ(厚別)川の堤防の上にあり、川下に向かって左側にあります。
地元の私たちは「サイクリングロード」と呼んでいますが、河川の管理が目的の「通路」だそうです。
アシリベツ川は清田区のシンボル的存在として、私たちの暮らしに豊かさをもたらしてくれています。
河川敷はパークゴルフ、冬には歩くスキー、通路は犬の散歩やウォーキングを楽しむ人たちの憩いのスペースとなっています。
10年近く前のことですが、新婦人のウォーキングサークルで歩いたときの、虹の美しさは忘れられません。
「通路」を利用している方から「今年に入ってから除雪されなくなり、不便だ」という声が寄せられました。
土木センターに問い合わせたところ、「札幌市が20年くらい前から除雪をしてきましたが、管理している北海道から、『柵もなく安全性に問題があり、除雪をすると、積極的に通行して下さいと、間違った印象を受けるので、除雪はしない』よう指導があったので」と返答がありました。
除雪をしなくても、歩き固めた細い道が利用されていますが、狭くて不便です。
現地を見て北海道は危険だと結論を出しているのか――「通路」の利用者や地元の声に耳を傾けてほしい。
(1月27日記)