ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡ひろ子のホームページ
ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

誰の子どもも――

清田にお住まいのMさんのお母さんが92歳の生涯を閉じ、他界されました。

お孫さんの弔辞で、「いつかはこの時が来るだろうとは思っていても、おばあちゃんは、ずっと元気でいて、こんなに早く亡くなるとは思っていなかった…おばあちゃんの茶碗蒸しおいしかったよ。私たち孫をかわいがってくれてありがとう」――。

出棺を前に、「お母ちゃん、お母ちゃん…」と泣き崩れるMさんの背中は、母との永遠の別れを悲しむ「娘」の姿でした。

今年に入ってからも、悲惨な事故や無責任な事故、事件が後を絶ちません。

15人の青年の命を奪った長野スキーツァーバス事故は、あまりに酷く言葉を失います。

会社のずさんな運行管理とともに、規制緩和以降の貸し切りバス業界の過当競争が、またしても浮き彫りになりました。

きのうは19日怒りの行動日。

男子高校生や赤ちゃんをだっこしたお母さんが「戦争法廃止」署名に応じてくれました。

「おじいちゃんに戦争の体験を聞いたことがある」と語り、雪の降る中買い物袋を抱えながら、あかちゃんの分も署名してくれました。

「誰の子どももころさせない」――戦争法廃止に向けてのママたちの願いは、みんなの願いです。

「清田区新聞」16年01月24日付より

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