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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

〔ニュースと活動報告〕

地方選挙前半戦本番始まる

今こそ変えよう地方選挙前半戦本番始まる

北海道知事選挙、札幌市長選挙が告示

26日、北海道知事選挙が告示され、一斉地方選挙前半戦の本番が始まりました。29日には札幌市長選挙も告示され、続いて4月3日の道議選、札幌市議選の告示をへて、4月12日の投票日に向け熱戦が続けられます。

佐藤のりゆき北海道知事候補が第一声

原発ノーに大歓声

北海道知事選告示日の26日、日本共産党も加わっている「明るい革新道政をつくる会」(「明るい会」)が支援する佐藤のりゆき候補(65)=フリーキャスター・ジャーナリスト=は道庁東門前で第一声をあげました。

佐藤候補は、高橋道政の12年間で北海道民の暮らしが苦しくなり、北海道経済が停滞し続けていることを批判。農業など1次産業を豊かにし、それらを土台に福祉を行き渡らせ、夢と希望がもてる北海道をつくることを表明しました。

脱原発の姿勢を明らかにしている佐藤候補が「北海道に原発はいらない。ひとたび福島のような事故が起これば、北海道の1次産業や観光は壊滅し、道民の命も危うくなる。知事選は、原発推進か脱原発かの住民投票の意味がある」として支持を呼びかけると、聴衆から大きな拍手と声援が起こりました。

佐藤候補を支援する政党や団体の関係者や多くの女性、市民が集まりました。「明るい会」のメンバーは「北海道の未来をつくろう」の横断幕をかかけ、ぞろいのTシャツ姿で声援を送り、佐藤候補を激励しました。

明るい会の黒澤幸一代表世話人(道労連議長)は「争点に押し上げた『脱原発』実現のため、道民世論を結集し、勝利に力をつくしたい」と話しました。


国保料1世帯1万円減額・保育充実・地域の力生かす経済…

市民守る防波堤に春木ちえ市長候補が第一声

29日、札幌市長選挙が告示されました。日本共産党公認の春木ちえさん(56)=党道副委員長=が立候補し、JR札幌駅前で第一声をあげました。

春木候補は、冷たい市政の転換のために①国保料1世帯1万円引き下げ、特養ホームの新増設などあたたかい医療、介護、福祉の実現②2年前に引上げされた保育料の引き下げ、保育制度の充実などで安心できる子育て環境の実現、非正規から正規雇用に、中小企業振興など地域の力を生かした札幌経済に―などを掲げ、「市民の立場で暮らし第一で国の悪政の防波堤になります」と強調しました。

畠山(はたやま)和也衆院議員は「平和憲法を壊す道が進められているいま、地方選でノーの声を突きつけることが大事。平和とくらしの思いを実現する春木候補を市長に」と訴えました。

青山慶二党道委員長は「原発反対をきっぱり訴える候補は春木さんしかいない」と支援を呼びかけました。

春木市長候補、清田区で大きな声援受ける

告示日の午後、春木ちえ市長候補カーは清田区入りし、西友清田店前で清田区での第一声をあげました。

吉岡ひろ子清田区市政相談室長・市議予定候補が司会をつとめ、春木ちえさんを紹介すると、知らせを聞いて駆けつけた30人をこえる支援者の声援の声がわき起こり、つよい風に髪をなびかせて春木さんがマイクをとりました。

春木さんは、まず「消費税増税と物価高で生活が苦しくなったと感じていませんか。安倍政権はいつでもどこでもどんな戦争でも出かけていく、戦争立法の制定を進めています」と語りかけ、「春木ちえは、国の悪政からの防波堤になって頑張る決意です」と決意を表明。そして、いままでの札幌市政がくらしや福祉に冷たい市政であったことを指摘し、「春木ちえは市民の切なさに向き合い、手を差し伸べる札幌市政をつくります」とのべました。

春木さんは、あたたかい市政をつくるための「3つの約束」として、①国民健康保険料1世帯1万円の引き下げ、介護保険料の低減のための市の独自措置、特別養護老人ホームの計画的整備の加速など、あたたかい医療、介護、福祉を実現する②2年前に10%値上げした保育料を直ちに引下げ、生活保護世帯、非課税世帯の延長保育料を無料に戻す、保育制度も拡充し、子どもの医療費の無料化を中学卒業まで拡大するなど、子育てしやすい札幌市をつくるとし、「大型開発事業などムダを削れば財源は十分です」とのべました。そして③地域の力を生かし、元気な札幌経済をつくるとのべ、札幌で4割を超える非正規雇用を正規雇用にし、官製ワーキングプアをなくし「公契約条例」を制定し札幌経済を支える中小企業振興をすすめるなど地域の力を生かした札幌経済にする―などをあげました。

そして、春木さんは「原発はいらないというのが市民の多くの声です」とのべ、「再生可能エネルギー政策を積極的にすすめ、市長としの泊原発の再稼働には反対とキッパリと道と国に声をあげます」とのべました。そして「市民のみなさんみなさんと共同の力で泊原発の廃炉を実現しましょう」と呼びかけると、観衆から「そうだ!」の歓声が沸きました。

春木さんは「暮らしも平和も安倍政権に脅かされてるいま、市民の立場にたって、国にノーと言える市長が必要です。春木ちえは、国にしっかりと意見をのべます。どうか私を市長にしてください。そして、大きな共産党の市議団を、清田区では吉岡ひろ子さんを市議会に送っていただき、一緒に仕事をさせてください」と訴えました。


清田区選挙闘争本部などが決起集会

吉岡必勝へ「こんどこそ」の熱気

日本共産党清田区選挙闘争本部と日本共産党後援会は28日、北野連合会館で「吉岡ひろ子必勝総決起集会」を開きました。札幌市長選挙の告示を翌日に控えた春木ちえさん、紙智子参院議員を迎え、区内から会場を埋める110人を超える党員、後援会員が参加し、知事、市長選の必勝、日本共産党の躍進と清田区では必ず吉岡ひろ子さんを市議会に送り出す決意と熱気があふれる集いとなりました。

いよいよ告示を目前にした春木ちえ市長候補は、「アベノミクスと戦争立法など、国民の苦しみと不安が高まる中、国の悪政防波堤となる市長が札幌には必要です」とのべ、「くらしと福祉に冷たい市政を変え、あったかい市政をつくるため、3つのお約束をしています」とのべ、①あたたかい医療、介護、福祉を実現する②子育てしやすい札幌市をつくる③地域の力を生かし、元気な札幌経済をつくるとのべました。

次に春木さんは「原発に頼らないエネルギー政策は市民の多数の願いです。札幌市長として、原発再稼働に反対し再生可能エネルギー政策を積極的に取り入れ、共同の力で泊原発の廃炉を実現します」とのべました。

そして、春木さんが「市民のために国に対してはっきりとものを言い、市民を守り抜く市長になります。どうぞ市長選挙で押し上げてください。また、いっしょに仕事をする大きな日本共産党市議団をつくるためにもお力をお貸しください。清田区では吉岡ひろ子さんを必ず市議会に送ってください」と訴えると、会場は割れんばかりの拍手でこれにこたえました。

大きな拍手の中登壇した吉岡さんは、冒頭、この8年間の活動の中で得た様々な教訓に触れ、「地域を回ったり、朝のバス停でのあいさつの取り組みのなかで感じたことは、安倍政権の暴走に多くの人が不安を募らせているということです。こんどの地方選はその暴走にストップをかける大きな意義があり、本当に負けるわけにはいかない」と強調しました。そして、「生活相談300件といいますが、この活動の中で感じた最大のものは、本当に、社会的なひずみのなかで生きて苦労して暮らしている人がたくさんいるということです」とのべ、「そういう人たちの切実な思いが市政に生かされなけらばならない」と強調しました。

そして「市民に寄り添うということの意味が問われたのは、昨年の9・11豪雨災害でした」と、災害支援に取り組んだ体験を紹介。「現職の議員のだれ一人として、もっとも被害の大きかった地域の避難所に足を運ばなかったことを後で聞きましたが、困ってる人の話に耳を傾け、一生懸命働くのが地方議員の仕事ではないか」と指摘。「行政の行き届かないところ、足りないところにもきちんと目を向ける、そんなあったかい札幌市政をつくっていきたい」とのべ「そんな思いをまとめたのが『3つのゼロ、4つの街づくり」です」とのべました。

「情勢は私たちに有利になっています。最後の5つ目を争っていると、ちまたで噂されているという話も聞きますが、とにかくその5つの議席の中に、なんとしても入りたいと思っています。安倍暴走ストップ、市民にあたたかい吉岡ひろ子を、どうぞみなさんのお力ぞえでこんどこそ議会に送っていただきたい。春木市長のもと、10区12人の市議団をつくるため私も全力たたかいます」とのべると、会場は大きな声援と拍手でこたえました。

紙智子参院議員が最後に登壇し、冒頭「吉岡ひろ子さんをこんどこそ市議会に送っていただくために参りました」と話すと大きな拍手がわきました。

そして、いままでの札幌市政が「原発反対や子供の権利条例制定、公契約条例制定への努力など賛成できるところもあるけれど、この寒い北海道で札幌だけが福祉灯油を実施しないなど、福祉問題などでは冷たい市政。こういうところは変えなきゃいけない」とのべ、「いいところは引き継ぎ、変えるべきは変える。そういう市長候補は春木さんしかいない」と強調しました。

そして「市長には春木ちえ、市議には吉岡ひろ子ということで、本当にいい街づくりのためにもみなさんの大きなご支援をよろしくお願いします」とのべると会場は大きな拍手でこたえました。

紙議員は、「もう一つの今度の地方選の大事な意味は、安倍政権の暴走を止めるということ」と指摘、安倍政権の暴走はあれこれあるが「憲法の問題が重大問題なっている」とのべ「思わず自衛隊を『わが軍』と言ってしまう。憲法を率先して守らなくてはいけない総理大臣が自分から壊していってしまう。集団的自衛化行使容認の閣議決定を具体化する『戦争立法』を5月にも国会に出して通そうとしている。地方選挙ではあるけれど、国民の安倍政権の暴走は心配だ、という国民の気持ちにこたえる選挙、日本共産党をのばす選挙、審判を下す選挙です」といまの情勢のもとでの地方選挙の意義をのべました。

そして、「こんどこそ吉岡さんを市議会に送ってほしい。また春木さんを市長に押し上げてほしい。総選挙での躍進で国会での比重をまし、国民の声を背景に論戦を行い国会を動かしています。共産党がのびることが変化を生む。そのことを訴えて、頑張って勝利しましょう」と呼びかけると、参加者は大きな拍手でこたえました。

最後に、多田選挙闘争本部長から、「候補は他の候補に絶対引けを取らない力を持ち、先頭に立って頑張っている。また当選圏には至っていないが当選の可能性を広げている。いまなすべきことは宣伝戦組織戦で他党派を圧倒すること、そのために、選挙戦の担い手を大きく増やすことなどが重要になっている、などの行動提起があり、それを確認しあいました。


「新・人間裁判」口頭弁論始まる札幌地裁

生活保護基準引き下げで保護費の減額処分を受けた北海道内の142人が道や札幌市などを相手取り、処分取り消しを求めている「新・人間裁判」の口頭弁論が25日、札幌地裁(本間健裕裁判長)で始まりました。

訴状要旨をのべた原告弁護団の西博和弁護士は、厚生労働省が2013年8月におこなった生活保護基準引き下げの決定が「健康で文化的な最低限度の生活」を保障した憲法25条や生活保護法に違反したものであり、道などの減額処分は違憲・違法なものとして取り消されるべきだと主張しました。

報告集会で後藤昭治原告団長は、最高10%も生活保護費が引き下げられ、苦しい生活を強いられてきたとのべ、「生活保護基準は多くの援助制度の原点。引き下げを中止させることは国民の暮らしと権利を守ること」と強調しました。

内田信也弁護団長は「保護費の引き下げは最初から10%の引き下げありきで生活実態にまったく合っていない。厚生労働大臣の判断に裁量の逸脱・乱用があったことは明らかだ」と政府のやり方を批判しました。