19日、市議会厚生常任委員会で「子どもの医療費無料化」の陳情にたいする審議がありました。
札幌市は中期実施計画の中で通院の子ども医療費助成について、「これまでの就学前から小学1年まで拡大。初診料は据え置き」することを発表。
主旨説明にたった白石区のIさんは3人の子どもと夫の5人家族です。
「夫は病休中で、貯金を取り崩して生活しています。初診料は580円ですが、3人だと1740円かかり大変です。歯が痛くても病院には行きません。お財布の中味を考えないで病院に行きたい。中学まで初診料なしの無料化を望みます」と訴えました。
共産党の池田ゆみ市議は、「子どもの医療費助成の拡大は最優先すべき。(市民にとって不要不急な)アクセス道路などに使わないで中学卒業までやるべきだ」。
さらに実施時期が2018年4月からになっていることにふれ、「時期の前倒しをするべき」と迫りました。
他党派の議員も財源問題はともかく、「子育て支援の充実は必要」「拡大すべき」との意見でしたが、採択されず、「継続審議」となりました。
市議選で私が掲げた3つのゼロ、「中学まで医療費ゼロ」「認可保育所の待機児ゼロ」「特養ホームの待機者ゼロ」を手放さず、実現をめざします。
(10月21日記)