標高321メートルの白旗山のふもとにある、ふれあいの森に入ると、森林の空気が胸いっぱいに広がってきます。
小川のせせらぎを背に、山道を登っていくと、秋の草花やキノコがひっそりと迎えてくれました。
平岡のSさんは白旗山の植物紹介資料を片手に、花の名前を調べています。
Sさんのお陰で、「秋のキリンソウ」という黄色い花を覚えました。
恵庭岳も見える展望台で一休みし、1時間程でふれあいの森に戻ると、炭火焼きコーナーからいいにおいがしてきました。
かまどごとに3グループに分かれての昼食は、歓談も箸も進みます。
真栄Mさんの自家製ニンニクや、平岡Mさんのもぎたてとうきびの甘くておいしいこと。森の中で食べるジンギスカンのおいしいこと。
おなかをいっぱいにしたあとは、みんなで唄をうたい、時間は瞬く間に過ぎました。
楽しんだあとには、御料線沿いで「戦争法案反対」の宣伝もしました。
翌朝ふれあいの森に足を運ぶ機会があり、前日みんなと歩いた山道を一人で歩いてみました。
ふれあいの森に面した御料線は、戦車も走行できる仕様になっている――この森に演習音は似合わない――。
(09月09日記)