Since 2007/03/08
広場をいっぱいにした集会参加者＝６月28日、大通公園脚本家の倉本聰さんや作家・活動家の雨宮処凛さん、山口二郎法政大教授らが呼びかけた戦争をさせない北海道委員会が主催した「６・28戦争をさせない北海道大集会」には全道各地から5500人が参加し、会場の大通公園を埋めました。
集会では結城洋一郎小樽商大名誉教授が主催者あいさつ。「安倍政権の立憲主義を否定し、憲法をあってないがごときにする暴挙に断固反対しよう」と呼びかけました。
呼びかけ人の高橋哲哉東大教授と雨宮処凛さんが発言。それぞれ安倍政権の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」の動きや与党協議を厳しく批判し、「若者を殺し殺される戦場に送る国にしてはならない」と訴えました。
吉岡ひろ子さん（右）池田ゆみさん（左）も一人の市民として参加＝6月28日集会は「『限定行使』という国民を愚弄するまやかしによって、憲法の平和主義を踏みにじることは断じて許され」ないとし、「憲法改悪を許さないあらゆる道民運動を展開していく」とする集会アピールを採択し、中島公園までのデモパレードに出発しました。
パレードには沿道の市民らから多くの声援が寄せられました。
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長、池田ゆみ豊平区市政相談室長らも一人の市民として参加し、行進しました。
安倍政権が集団的自衛権行使に向けた「閣議決定」を強行した１日、全国各地で怒りの抗議行動が取り組まれましたが、札幌市内各所でも一斉に党や民主団体の宣伝や抗議行動がおこなわれました。
大通公園では「命を守る医療人として断固反対を貫こう」と北海道勤労者医療協会が呼びかけた抗議行動に医療関係者や弁護士、労働組合員ら150人が参加。沿道にずらりと並び、市民に署名を訴えました。
署名した70代の女性は「戦前に逆戻りする集団的自衛権行使はダメ」と話していました。
「『閣議決定』は自衛隊や若者が海外の戦争に参加し、殺し殺される事態につながります」と訴える吉岡さんら＝６月29日、美しが丘６月29日朝、清田区の日本共産党と後援会は美しが丘の大型店前で街頭宣伝、会員ら７人が参加しました。
後援会役員や吉岡ひろ子清田区市政相談室長（市議候補）がハンドマイクで演説。集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しようとしている安倍政権を厳しく批判。いったん容認すれば歯止めはかからず、日本の自衛隊や若者が外国の戦争に参加し、殺し殺される事態になると指摘しました。
吉岡さんは、さらに、札幌市議会で原発ゼロを求める意見書に自民、公明、民主がそろって反対したことを紹介、清田区選出市議は５人とも原発ゼロに反対した指摘。原発の危険から命と自然を守る日本共産党の吉岡候補への支援を訴えました。
買い物に来た60代の男性が「頑張れ、負けるな」と熱烈に声援。「しんぶん赤旗」日曜版の見本を受け取って行きました。
「閣議決定強行は許せません」と訴える吉岡さん＝１日朝、真栄バス停前清田区日本共産党後援会と吉岡ひろ子市議予定候補は安倍政権が集団的自衛権行使に向けた「閣議決定」を強行した１日、真栄バス停前での定例の火曜早朝宣伝で通勤・通学客らに「集団的自衛権容認へ突き進む安倍自公民政権を国民の『ノー』の声で包囲しよう」と呼びかけ、午後には宣伝カーで北野、平岡、里塚の市営団地、スーパー前などで緊急の宣伝に取り組みました。
朝の宣伝で「公明党が今日の午前にも集団的自衛権容認を認め、午後にも閣議決定しようとしています。今日は日本が戦後の平和主義から大転換する日になろうとしています」と指摘。自民や公明がいう「限定的」「歯止め」は国民をごまかす詭弁でありアメリカとともに他国で「戦争できる日本」になってしまうと厳しく批判しました。そして閣議決定したから「終わり」ではなく、今後出される法案の一つ一つに反対し、集団的自衛権を行使させないたたかいを粘り強く続け、「来たるべき選挙で暴走を続ける自民、公明にノーを突きつけましょう」と訴えました。
団地で訴える吉岡さんと後援会員ら＝１日午後、市営里塚団地午後の行動では宣伝カーで吉岡さんらが「他国の戦争で日本の若者が血を流すことを許してはなりません。いまこそ憲法９条を守るために立ち上がりましょう」と訴えました。
「清田区新聞」14年07月06日付より
