Since 2007/03/08
消費税増税が実施された4月1日、清田区の日本共産党と後援会、吉岡ひろ子清田区市政相談室長は、全国で取り組まれた「怒りの宣伝行動」に呼応し、区内数カ所で宣伝行動に立ち上がりました。
早朝は真栄バス停前で通勤時宣伝。午後は区内の大型店前3カ所で吉岡ひろ子さんを先頭に、のぼりやプラスターを掲げ、「消費税増税は認めないし、あくまで中止させるため頑張ります」と党の経済政策などをまじえて訴えました。
西友前では後援会員ら二十数名がずらりと並び大宣伝。そのあと、平岡イオンモール北側、北野ラルズ・ホーマック前へ。市民の「頑張って」の声援を受けた行動でした。
早朝からの行動にはのべ七十数名の参加がありました。
清田区の新日本婦人の会、生活と健康を守る会も、それぞれ、消費税増税強行の4月1日に、自らの要求と願いを掲げ、怒りの行動をおこないました。
生活と健康を守る会は、毎月の生活保護費支給日の宣伝と合わせ「増税やめて」と訴えました。
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長と清田区後援会は3月30日午前8時45分から、フードD美しが丘店前で恒例の早朝宣伝をおこないました。
消費税増税直前の日曜日とあって開店前から車で買い物客がぞくぞくとつめかけるなか、田中秀夫後援会長ら8人が参加して「消費税8%への引き上げ反対」を訴えました。
吉岡ひろ子さん、多田党清田区委員長、松崎同副委員長らがハンドマイクで訴え。
日本共産党はあくまでも消費税8%引き上げに反対するとともに来年の10%への再引き上げを許さない立場でたたかい抜く決意を表明。そのうえで「増税分はすべて社会福祉関係につかわれる」という政府の宣伝のごまかしを暴露し、年金引き下げ、介護保険料、医療費の引き上げなど社会福祉関係の国民負担増が待ち構えていることを数字を上げながら説明しました。そして、「4月以降も増税反対の声を共産党とともに政府につきつけていこう」と呼びかけました。
買い物客の中には、立ち止まって聞き入る人、手を振って通り過ぎる人もおり、用意したビラもすべて受け取られました。
原発問題全道連絡会と国民大運動道実行委員会は3月26日、JR札幌駅前で「原発のない北海道の実現を求める全道100万人署名」を呼びかける「チェルノブイリーデー」の署名行動をしました。
この行動は、1986年4月26日に起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の記憶を風化させないと、毎月26日に行っているもの。
署名した自営業の女性(49)は「泊で事故が起きれば、札幌も無事では済まない。子どもたちのために再稼働には反対」と話し、自分でも周りの人に渡したいからと、数人分のビラをもち帰りました。
スーツ姿の男性や若い女性たちが足を止め、「原発はなくしてほしい」(29歳のネイルサロン店員)、「とっても危険。北海道が福島のようになったらと不安」(32歳の看護助手)などといって署名しました。
この日は64人が署名に応じました。
「全道100万人署名」はすでに道民の1割以上にあたる約8万人分を高橋はるみ知事あてに提出済みですが、道原発連などは100万人署名の目標達成をめざし、運動を継続しています。
消費税増税前日の3月31日、札幌地下歩行空間で札幌社保協や年金者組合などが、「STOP! 消費税増税、年金・生活保護引き下げ、社会保障改悪」宣伝行動を行い、年金者組合や民商、民医連などから約80人が参加。6時間の行動でのべ約1800筆の署名が集まりました。(写真)
10時にはじまった行動では、用意した署名コーナ―に年金、増税中止、医療・介護の署名用紙が並べられ、署名する人が列をなす盛況。訪れる人は口々に「本当に頭にきています」「年金が下がって大変なのに、消費税値上げでどうやって生活するの」など、怒りや不安を語りました。
札幌社保協と年金者組合は4月19日にも、地下歩行空間で行動を予定しています。
「人の噂も七十五日」。「そのうち慣れる。忘れる」。昔、タクシー料金値上げの時に言われた言葉を思い出す▼最近の制度改悪は多くは複数年かけて実施される。消費税増税をはじめ市営住宅家賃改定、生活保護費や年金の減額など。激変緩和といわれる▼その効果は認めるが「秘密保護法」「集団的自衛権」など、「少々なら…」という国民の心理を推し量って進められるのは恐ろしい。反対運動の盛り上がりを抑える効果も▼大震災でも暴動が発生しなかった日本人のやさしい気質を利用してのことか。十分警戒した取り組みが必要だ▼そうした中、毎週金曜日の官邸や道庁前での原発再稼働反対の行動はそのつよさにおいて注目したい。(関)
「清田区新聞」14年04月06日付より