子ども用食卓テーブルを２脚レンタルし、ストーブガードは中古を、おむつ入れのバケツ・粉ミルクなどを買い揃え、居間の隣の和室を広く使えるように、夫の机は移動して受け入れの準備万端。

関東地方を大雪が襲った８日、二男家族は４時50分にさいたま市の家を出て、間一髪で欠航を逃れてやってきた。

千歳空港到着ロビーに顔を見せたのは、ひとりをだっこしたママのＭさんだけ。二男は飛行機の中にバッグを忘れたらしく、しばらくしてから姿を見せた。

父親になっても、忘れ物は得意のようだ…息子のそんな様子を見るたび、自分の弱点を見せつけられたようで、内心「ぎくっ」とする私。

５カ月ぶりの２人の怪獣は、すぐに慣れてくれ、ばあちゃんの私は、筋肉痛も恐れず、機会をうかがってはだっこさせてもらった。

未熟児で生まれ１歳になった怪獣は、離乳食も進み、ハイハイは高速になり、ストーブガードにつかまり立ちしてゆすっては、やんちゃぶりを発揮した。

帰る前日、待望の認可保育園の入園がわかり、ママは歓声をあげみんなで喜びました。

回転寿司、温泉、雪まつりと冬の北海道を満喫して、11日無事に帰途につきました。

双子に作った甘い煮リンゴ――こっそり、多めのお砂糖をいれちゃった――。

（02月12日記）

「清田区新聞」14年02月16日付より