Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

ポパイのように

きのうマーケットに行きましたが、レタスは298円、トマトは100円以上……今年の冬は野菜が高い――。

根野菜ばかり食べているので、せめて葉物をと思いきや“特価198円”と書かれたほうれん草が「どうだ、安いだろう」と言わんばかりに店先のワゴンに胸を張って並んでいました。

肉厚で濃い緑の葉っぱが立派なほうれん草を買い求め、帰宅後計量したら280グラムありました。これはかなりの重さです。

美しが丘のYさん宅を訪問して「アベノミクス」批判に花が咲きました。

「公共事業にばかり大盤振る舞いして、国の借金は増える、円安で灯油などの輸入品は高くなる。ますます貧富の差は広がる。ひどいよね。野菜と言えば最近レタスは高くて買えないよね」「ホントホント」という具合です。

灯油は新婦人の会で共同購入しているのですが、1年前は1リットル87.8円だったのが今は100.6円です。

去年1月と比べると灯油代は約4千円跳ね上がりました。

道内179自治体のうち、136市町村では、福祉灯油を実施していますが、札幌市はその計画はありません。

それどころか、市営住宅に住む低所得層を直撃する減免世帯家賃の大幅引き上げを、4月から強行しようとしています。

国は生活保護費を切り下げ、札幌市は市住減免世帯家賃を値上げする――弱者いじめの二重奏は断じて許されません。

ほうれん草はお浸し、スープ、卵焼きとなり胃袋に収まりました。ポパイのようにがんばろう。

(02月06日記)

「清田区新聞」13年02月10日付より