Since 2007/03/08
「さようなら原発北海道1万人集会」が13日、大通公園8丁目広場で開かれ、泊原発の再稼働や大間原発建設再開反対の声をあげました。1万2千人が会場を埋めました。
さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会が主催したもので、デモ行進に先立つ集会で、呼びかけ人の北大名誉教授の小野有五さん、北海道がんセンター院長の西尾正道さん、滝川市出身の作家・雨宮処凛さん、脚本家の倉本聰さんが壇上に立って訴えました。
倉本さんはライフスタイルの見直しを呼びかけ、「次の国政選挙は『原発ゼロ』の国民投票となる。候補者は原発への立場をはっきりすべき」と語りました。雨宮さんはトーク形式で「黙っていては『原発賛成』にカウントされる。声をあげることでこの国を良くしよう」と述べました。
上田文雄札幌市長が連帯あいさつ。「市議会で全会一致で『原発に頼らないエネルギー政策への転換』を決議。これが札幌市民の総意だ」と強調しました。
大間原発に反対する函館市の「大間原発訴訟の会」副代表の中森司さんは「大間原発が建設され、何かあれば農漁業は大打撃。観光も。函館、道南は壊滅する」と訴えました。
集会後参加者は2コースで中心街をデモ行進。手づくりのプラカードや鳴り物などを手に、「再稼働反対」「原発いらない」「大間原発建設反対」などとアピールしました。
日本共産党第5回中央委員会総会は総選挙で650万票、議席倍増を目標に「総選挙躍進めざす1千万対話・党勢拡大大運動」を呼びかけましたが、29日の演説会では、情勢と共産党躍進の可能性など、弁士の小池政策委員長の話に期待が集まっています。
清田区の党と後援会は、演説会連絡バスの利用を呼びかけています。
往復400円 | |||
順 | 貸し切りバス停車場所 | 所在地 | 発車 時刻 |
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1 | 美しが丘フードD前 | 美しが丘4条6丁目(美しが丘3-6バス停手前) | 16:25 |
2 | ローソン里塚1の3 | 里塚1条3丁目(市営里塚団地側) | 16:35 |
3 | 平岡東光向い | 平岡6条2丁目(平岡6-2バス停手前) | 16:45 |
4 | ドン・キホーテ前 | 平岡4条1丁目 | 16:50 |
5 | 真栄地区会館前 | 真栄2条2丁目(5分停車) | 17:00 |
6 | セブンイレブン前 | 清田6条2丁目(交差点付近) | 17:10 |
7 | 北野通・三菱自動車前 | 北野2条3丁目(北野3-3バス停付近) | 17:20 |
8 | 演説会会場・ニトリ文化ホール(旧厚生年金会館)到着予定 | 18:00 |
全日本年金者組合清田支部は年金支給日の15日、金融機関が集中する国道36号線沿いの西友清田店前で、「年金一揆・全国統一行動」に呼応し、年金改悪や消費税増税、社会保障改悪に反対する宣伝・署名行動を行いました。組合員10人が参加、年金の引き出しに訪れた人たちや買い物客に年金署名を訴えました。
同支部の鈴木猛書記長や田中敏夫書記次長らがマイクをとり「前国会で10月からの年金引き下げ法案は国民の反対で廃案に追い込みましたが、政府は『引き下げ』をあきらめていません。いっそう声を強めましょう」と呼びかけました。
年金は減らされ出て行くものは増えていく。いい加減にしてほしい」と署名に応じる高齢の女性もいました。
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は16日朝、国道36号線沿いの真栄バス停前で、定例の街頭宣伝を行いました。
後援会の松崎均さんや吉岡さんがマイクをとり、「2大政党づくり」が破綻したもとで、民主、自民、「維新」が反動的な逆流を作り出す一方、消費税、原発、オスプレイ配備、TPPなどで国民運動がかつてない広がりを見せているという情勢を解説。領土問題にも触れ、日本共産党こそ財界とアメリカにはっきり物が言える党だと強調。来るべき総選挙で「日本政治に衝撃を与える躍進めざす」と述べ、森つねと小選挙区候補と日本共産党の躍進に支援を訴えました。また、市政問題では、市営住宅家賃減免の切り下げを厳しく批判しました。
清田区内の五つの地域九条の会でつくる「清田区九条の会連絡会」は、札幌で音楽活動をしているミュージシャンたちの協力を得て「ピースコンサート・in清田」を開きます。原発問題などで立場の違いを超えて行動に立ち上がってる若者やミュージシャンたちの熱いメッセージを受けとめ、ともにエールを交換する機会となります。
「憲法をめぐる危険な状況のもと、ぜひ成功させたいと思いますので、みなさん、ぜひおいでください」と同連絡会は呼びかけています。
北海道地域・自治体問題研究所は「原発問題連続講座」を開催します。第1回は10月31日、第2回は11月28日、第3回は12月12日で、いずれも水曜日で午後6時半から。会場は札幌エルプラザ4階研修室。資料代として会員外500円が必要です。
10・13集会会場には次々と人が集まってきた。手に手に垂れ幕、プラカード、太鼓や鈴やホイッスル、ギターや笛なども。被り物や仮装した人。若者も年寄りも。子連れ、乳母車、車椅子、白杖の障がい者。様々な人々が会場を埋めた▼清風子は以前「1万人を超えたい。この綱引きに勝ち切るために成功させたい」と書いた。そして結果は、はるかに上回る1万2千人。国の未来のために心から喜びたい▼この集会は原発に固執する勢力には痛打を与えたはずだ。われわれはいま大きな転換点に立っていることは確実だ▼会場で、またデモ行進で、懐かしい友にたくさん再会した。みな、大きな人々の輪の中にいることの喜びで輝いていた。(S)
「清田区新聞」12年10月21日付より