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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

第1回定例札幌市議会閉会

子育て世帯に負担増

「保育料値上げやめて」の陳情
民・自・公・市民ネットが否決

小形市議予算案に反対討論

2012年札幌市議会第1回定例会は3月28日、一般会計予算など議案32件、「衆議院の比例代表定数削減に関する意見書」など意見書10件を可決して、閉会しました。

反対の討論を行う小形市議札幌市予算に反対の討論を行う小形市議=3月28日、札幌市議会

日本共産党の小形香織議員は討論で、保育料の一律10%の値上げ、延長保育料の免除を見直す値上げなど「子育て世帯ヘの負担増が盛り込まれている」と指摘。共産党は一般会計予算に反対しました。

また、白石区の姉妹孤立死事件に関し、姉妹は区役所保護課に3回も足を運び、申請することなく亡くなったことから小形議員は、保護課に来た人には職員が申請できることを伝え、申請意思を確認、申請書類を渡し、口頭の申請でも受理することを「間違いなく実行することが重要」と訴えました。

国に対する意見書では、消費税増税に反対する意見書は自民、民主、公明、市民ネットの反対で否決されましたが、「衆議院の比例代表定数削減に関する意見書」が民主のみ反対、他会派が賛成して可決されました。

「保資料の値上げを行わないこと」を求める陳情など関係16件の陳情は、民主、自民、公明、市民ネットの反対で否決されました。

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原発は国任せ 福祉貧弱道予算

「大間原発建設再開するな」意見書可決

真下道議が反対討論

真下紀子道議真下紀子道議

第1回定例道議会は3月23日、2012年度道一般会計予算、補正予算、意見書などを可決して閉会しました。日本共産党の真下紀子議員は本会議で、新年度予算案の反対討論を行いました。

この中で真下議員は、高橋はるみ知事の原発対策が「相変わらずの国任せであり、原発から道民を守る30キロ圏内の避難訓練など、具体的な予算付けもない」と指摘。「再生可能エネルギー等の導入推進も、あまりにお粗末」と批判しました。

真下議員は「介護や福祉施策が貧弱」「財政再建を理由に、道民と道職員らに負担を転嫁している」「北海道新幹線の札幌延伸に関して、並行在来線問題など、将来の負担を負うこととなる道民への説明がまったくない」と予算案の問題点をあげ、反対の理由を述べました。

新年度予算案は自民党、公明党などの賛成多数で可決しました。

「原子力発電所の安全対策」「大間原発の安全性、道民理解が得られるまでは建設再開を行わないこと」などの「意見書」10件が全会一致で可決されたほか、「緊急事態に関する法整備を求める」意見書が賛成多数で可決されましたが、真下議員は「現行法で十分対応できる」として反対しました。

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市営住宅家賃減免縮小やめよ

撤回へ運動呼びかけ日本共産党

札幌市は「行財政改革推進プラン」の一環として、市営住宅の家賃減免を見直し、縮小しようとしています。日本共産党は、計画を撤回させる住民運動を呼びかけています。

宣伝隊と吉岡ひろ子さん4月に取り組む市住アンケートへの協力を呼びかける党清田区委員会の宣伝隊と吉岡ひろ子さん=3日、市住北野団地で

市営住宅の家賃減免制度は失業や病気、低収入などの市民を救済する目的で実施され、約35%の世帯が同制度を利用しています。

市は「減免率を政令市平均並み」として、2013年4月以降、1世帯平均で月4240円、年間5万880円の値上げをねらい、審議会「住まいの協議会」で審議中です。

日本共産党は札幌市内各区で値上げ計画を知らせるビラ配布や、住民アンケートの実施、反対署名などを呼びかけています。住民の多くは「値上げ計画は知らない」といいます。

党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんは、「4月からの年金下げや高齢者、介護保険料引き上げ、保育料値上げなどで家計に大打撃。追い討ちかけることは許されません。生存権を暮らしに生かす市政を求めていきます」と話しています。

党清田区委員会は、市営住宅入居者アンケートで住民の声を集約するなど、市住家賃値上げ計画撤回に向けて運動の強化をはかることにしています。

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清田区後援会と吉岡ひろ子さんが宣伝

消費税大増税閣議決定に抗議

通勤客らに訴える吉岡さんら通勤客らに訴える吉岡さんら=3日、真栄バス停前

日本共産党清田区後援会吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は3日朝、真栄バス停前で定例の街頭宣伝を行いました。後援会員ら6人が参加しました。

吉岡さんは、野田内閣が消費税増税法案を閣議決定したことに厳しく抗議、消費税増税と社会保障切り捨ての一体改悪を批判、消費税を上げなくても社会保障充実、財政再建ができる日本共産党の「提言」を紹介し、「ともに怒りの声をあげましょう」と呼びかけました。また、北朝鮮のミサイル打ち上げ問題や野田内閣の原発再稼働への動きになどついての党の態度、見解を紹介しました。

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各界連が怒りの行動

増税法案はたやまさんも閣議決定に抗議

訴えるはたやま候補
「消費税大増税反対で力を合わせましょう」と訴えるはたやま候補=3日、

野田内閣の増税法案閣議決定に怒りが広がる中、消費税廃止北海道各界連は4月2日、中心街で宣伝、署名行動を繰り広げました。

はたやま和也党道政策委員長(衆院道比例候補)も各界連の一員として「暮らしも、中小企業の経営にも、景気と経済にも、国の財政にも大打撃を与えます。消費税を増税しなくても、社会保障を充実させることができます」と党の「提言」を話し、「消費税大増税案を廃案にしましょう」と呼びかけました。

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コラムコラム「清風」

新学期。雪も解け、放課後は公園に飛び出して遊ぶ――のでなく、室内でのゲームや塾、習い事に通う子が多くなった▼公園にいても座り込んで、ゲームやカードで遊んでいる子供たち。「公園で遊ぶ子供の姿が少なくなった」「子供の体力が低くなった」と言われるようになって久しい▼「今、子供の成長にとって友達と一緒に体を使ったワクワクドキドキする体験が大切」と発達の専門家は力説する。大人達はもっと子供の放課後の過ごし方について考えていきたい▼5時間6時間授業が増えて放課後が短くなっている。それでも学童保育では「ただいま」と帰ってきて休むまもなく飛び出していく。仲間と遊ぶことで心も体も育っていく。(春)

「清田区新聞」12年04月08日付より