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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

原発ゼロへ

100万人署名達成ぜひ

道原発連などが会議

「北海道から原発をなくそう」と13日、「原発ゼロをめざす大運動」意思統一会議が札幌市で開かれました。道原発連、安保破棄道実行委、国民大運動道実行委が開いたものです。100人が参加し、「全道100万人署名」の実現や共同を広げる取り組みについて話し合いました。

報告する大門議員報告する大門議員=13日

日本共産党の大門実紀史参院議員が原発問題をめぐる情勢について報告しました。

大門氏は「政府の収束宣言にもかかわらず、大量の放射性物質が放出されている」と指摘。「原発がなくても電力供給は可能であり、事故原因の徹底究明、汚染対策、放射性廃棄物の処理、損害賠償が今後の課題」とした上で「原発推進の背景には財界とアメリ力の強い要求があり容易ではないが、対決軸は次第に明確になっています。情勢を動かすのは世論と運動です」と参加者を激励しました。

国民大運動道実行委の出口憲次事務局長は今後の取り組みとして、「原発ゼロ」100万人署名の達成、学習パンフの普及、宣伝行動を強め、①「さようなら原発1000万人アクションin北海道」を2月18日に「かでるホール」で開催②「福島原発事故から1年、なくそう原発! 許すな再稼働! 北海道集会」を3月11日に大通西8丁目で開催③「泊原発1、2号機の再稼働を許さない北海道集会」を泊村近郊で開催するなどの計画を「幅広い人たちと共同して成功させよう」と提案し、確認されました。

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原発ゼロ、消費増税・社会保障改悪に反対

清田区の共産党と後援会が早朝宣伝

「原発ゼロへ国民の声を大きく」と呼びかける吉岡さん「原発ゼロへ国民の声を大きく」と呼びかける吉岡さん=17日、真栄バス停前

清田区の日本共産党と後援会は17日朝、真栄バス停前で街頭宣伝を行いました。

吉岡ひろ子清田区市政相談室長は、東日本大震災からの復興が遅々として進まないなか、昨年夏に自らボランティアとして泥出し作業を手伝った宮城県気仙沼市の大衆食堂が今年正月から開店にこごつけたことを説明し、被災者が困難を乗り越えて希望をもって前に進もうとしていることを紹介。一方で政府の「収束宣言」にもかかわらず、いまだに放射能被害が広がっている福島第1原発事故が示す教訓は、地震大国日本には原発をつくってはならないことだと強調、原発ゼロへ国民の声を大きくしていこうと呼びかけました。

小倉後援会幹事は、野田内閣が強行しようとしている消費大増税と社会保障切り捨ての一体改悪は、①総事業費9000億円の八つ場(やんば)ダム工事の再開など、ムダづかいをつづけながら国民に増税を押しつけ、②年金給付額の削減や高齢者の医療費負担増、介護保険の利用料引き上げ、保育にたいする公的責任の放棄など、社会保障改悪のオンパレードを画策し、③10%への消費大増税と年金支給額削減などによる16兆円もの国民負担増が、家計を圧迫し、日本経済をどん底におとしいれようとすることだと強調、日本共産党は大企業・大資産家への新たな減税の中止、軍事費や原発関連予算、政党助成金など歳出のムダにメスをいれれば、消費税を引き上げなくても社会保障充実の財源を生み出せることを明らかにし、消費大増税と社会保障改悪反対へ力を合わせようと訴えました。

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平岡九条の会が講演会

泊原発の廃炉で安心・安全な北海道へ

「原発よりも“いのち”が大切」

小野北大名誉教授が熱く呼びかけ

ビデオプロジェクターで説明する小野教授と熱心に話を聞く参加者ビデオプロジェクターで説明する小野教授と熱心に話を聞く参加者=12日

平岡九条の会は12日、「新春講演会」を開催、会員ら35人が「泊原発の廃炉をめざす会」共同代表の小野有五北海道大学名誉教授の話に耳を傾けました。

小野教授は「子どもたちのために、北海道の未来のために、泊原発を廃炉にしよう」と題して講演、「日本は世界有数の地震国。地震の原因はプレートの運動。これが4つも重なっているのは日本だけ。こんなところに原発を作ってはいけない」と指摘、以前は「安全」といわれていた日本海側にもプレート境界があることが明らかになってきたことを紹介、泊原発周辺にも地形変動の痕跡や活断層があることが明らかになったとし、「北電の調査は、原発の近くでなぜか“活断層が急に消える”というもの。M(マグニチュード)7.5以上の地震の可能性も」と述べ「原発よりいのちが大事。廃炉訴訟の運動をみなさんの支援も得て広げたい」と訴えました。

講演後、車座になって懇談。参加者から多額の訴訟支援カンパが寄せられました。

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コラムコラム「清風」

日曜版新年号第2部「太陽エネルギーがいっぱい」の特集記事読まれましたか? スペインは2020年までに電力の4割を自然エネルギーに。原発全廃を決めたドイツで市民が自然エネルギー会社運営。といった興味ある内容でした▼小さいですが、清田区でも昨年12月に、太陽光トイレが清田公園に造られました。トイレの横に太陽光パネルを取り付けた鉄柱が立てられています。説明板によると、自然エネルギーだけで人感センサーで作動し、LED照明をつけ、消費電力は従来型の10分の1になったとありました▼トイレは清田区民センターの西側にあります。22日の「新春のつどい」に来られたついでに覗いてみてはいかがでしょうか。(春)

「清田区新聞」12年01月22日付より