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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

数十年ぶりの筋肉痛

日頃運動らしい運動をしなかった高校生時代、体育の授業でちょっときつい運動をした翌日には、きまって筋肉痛に悲鳴をあげました。

「うーっ」とか「いたーい」などと言いながら降りたときの、古い木製の階段や、右足の親指の部分に穴があくまで履き減らした黒のズックと、やや長めのセーラー服のひだスカートまでもが、思い出されました。

記憶を蘇らせたのは、数十年ぶりの激しい筋肉痛です。

先週の火曜日の午後、里塚市住に「市政だより」を配ったのですが、市住の家賃問題のビラだったので、「ひとりでも多くの人によんでもらいたい」一心で、一戸一戸ドアポストに投函しました。

里塚市住は、14棟に494戸と清田区ではもっとも大きな規模で、5階建てですが、エレベーターはありません。

1棟に3から4の階段があるので50回くらい上り下りをしたことになります。

半分くらいは階段下のポストに入れようかと考えていたのですが、壁塗りの補修工事をしている方や、「赤旗」読者の方などと会うたびに「欲」が出て、とうとう全戸にドアポストインしました。

無事なのはそこまでで、翌日から筋肉痛におそわれたのはいうまでもありません。

みんなから「無茶だ」と批判され、私も反省しています。

でも、いつもより少し長めの入浴の後のノンアルコールビール――美味しかった。

(10月24日記)(隔週掲載・更新)

「清田区新聞」12年10月28日付より