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日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は20日、国道36号線沿いの真栄バス停前で定例の街頭宣伝を行いました。
小倉後援会幹事は北朝鮮の金正日総書記死去報道に触れ「日本共産党の志位委員長は19日、哀悼の意を表しつつ、『後継指導部が02年の日朝平壌宣言にもとづいて、核兵器、ミサイル、拉致、過去の清算など、両国間の諸懸案の包括的解決に真剣にとりくむとともに、6カ国協議で確認された諸原則にたちかえり、国際社会の責任ある一員としての道をすすむことを願う』とする談話を発表しました。日本共産党は、後継体制が、国際社会の責任ある一員として復帰する道を選ぶかどうか注目していきます」と、党の立場を紹介しました。
吉岡さんは野田首相が16日、汚染水が漏れ、炉心状態は不明のまま福島原発の「事故の収束がはかられた」と宣言した問題を取り上げ、「やるべきは『大丈夫』宣言でなく、原子炉がどうなっているかの究明だ」と指摘。「『幕引き』など許されません。政府は原発からの脱却こそ決断すべきです」と訴えました。
11月29日に開会した第4回定例札幌市議会は12月14日、一般会計補正予算などを可決し閉会しました。
この議会で札幌市国保条例改正案が成立し、国保料の賦課方式変更により、低所得者に負担が増えることになりました。年収200万円以下で負担が増え、年収150万円の単身世帯の保険料は年間13万円以上となります。
日本共産党代表質問や本会議討論では「保険料が払えず、10割窓口負担となる『国保資格証』で事実上の無保険になり『手遅れ死』する例が続出している」と指摘。「資格書発行を止めよ。低所得者にこれ以上の負担を増やすことは許されない」と強く主張、条例案に反対しました。
今議会では市民の世論と運動を反映し、「泊原子力発電所3号機のプルサーマル発電計画の白紙撤回等を求める意見書」「後期高齢者医療制度の保険料引き上げを行わないことを求める意見書」「APECでのTPP交渉参加表明に断固抗議し、撤回を求める意見書」などが採択されました。
8日夜、札幌で北海道青年革新懇結成総会が開催されました。全国で11番目の青年革新懇結成となります。
看護師や弁護士、平和団体や労働組合の青年部など、多彩なメンバー、30人が駆けつけました。
「全国革新懇ニュース」編集長の阿部悦子さんが東京から駆けつけ、全国で活動している青年革新懇の取り組みや「革新懇だからこそできる」ことを分かりやすく紹介。多くの著名人・芸能人と会って取材したことに触れ、思想や党派を超えて一致点で共同することの大切さ、つながりの大切さを訴えました。
総会では当面の取り組みとして「例会」をもうけること、来年の総会までに150人の会員をめざすなどとした運動方針を決めました。
役員に共同代表5人を選出しました。
準備段階から事務局として関わり、結成総会では運動方針を提案した日本共産党の札幌南区雇用・くらし対策委員長の紙谷恭平さん(市議予定候補)は、「若い世代の議員候補として、私だからこそできることを青年革新懇の中で仲間と一緒に取り組みたいです」と語っていました。
党気仙沼市委員会と北海道ボランティアによる支援物資届けは11日、旧千厩(せんまや)中学校跡地に建てられた仮設住宅で青空市を開き、これで86か所すべての仮設住宅を回り切りました。
旧千厩中仮設は、気仙沼市内に土地がないという理由から岩手県一関市に設置され、入居者はまだ半分。
それでも青空市開催の案内ビラをみた多くの被災者が、斜里町から送られたジャガイモ、深川市のタマネギ、有機農法の大豆を原料にした味噌などを嬉しそうに持ち帰りました。
全仮設への支援活動は街の話題になっています。秋山善治郎党気仙沼市議は、「市内で開かれた150人ほどの集会で、参加者からお礼をいわれた」といいます。
しかし、気仙沼市は仮設住宅への畳の設置など入居者の要望に迅速な対応をしていません。早い時期に建てられた仮設の断熱材設置は進んでいますが、現状では健康を害するお年寄りなども出かねません。
党気仙沼市委員会は、北海道ボランティアの力もかりて、翌日12日から物資仕分け、反松(そりまつ)公園仮設へのジャガイモ配布など、被災者の立場に立った支援に全力をあげています。
2012年は日本共産党創立90周年を迎える記念すべき年です。
清田区の党と後援会は「党勢拡大大運動」に新年出足早く取り組み、大震災救援・復興、原発ゼロ、TPP阻止などで国民との共同を広げ、総選挙勝利の自力をつけていくことにしています。
吉岡ひろ子党清田区市政相談室長を先頭に、元日には紙智子参院議員を迎え厚別神社前で新春の決意をのべ、9日の成人式には新成人を祝賀し、激励します。22日には恒例の「新春のつどい」。新年の活動のスタートです。
日本のうたごえ祭典in千葉。千葉ポートアリーナでの大音楽会。島唄を歌う歌手・古謝(こじゃ)美佐子さん。「天からの恵み 受けてこの地球(ほし)に 生まれたる我が子 祈りこめ育て…」。“童神”(わらびがみ)というこの歌は古謝さんの作詞。私も何度歌ったことだろう▼父を3歳のとき基地内の事故で亡くした。その時軍から支払われたのは1ドル360円の時代、200ドルであったとか▼沖縄では今も米軍兵士の交通事故などで多くの人が犠牲に。そして公務中ということで罪に問われない。こんなことがまだ続いている▼「嵐吹きすさむ 渡る子の浮世(うきよ) 母の祈り込め 永遠(とわ)の花咲かそ…」。5500人の聴衆に、沖縄の戦争は終わっていないと響いた。(規)
「清田区新聞」11年12月25日付より