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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

TPP参加で「食」が危ない

食も健康も

アメリカに売り渡すのか

TPP交渉参加の危険性を訴える吉岡さんTPP交渉参加の危険性を訴える吉岡さん=1日、真栄バス停前

1日朝、日本共産党清田区後援会は国道36号線沿いの真栄バス停前で定例の街頭宣伝を行いました。

マイクをとった吉岡ひろ子清党田区市政相談室長は、米国通商代表部が食品の安全の各国の制度や基準の変更を求め、日本が大腸菌の付着する冷凍フライドポテトや米国産反芻(はんすう)動物のゼラチンの輸入を禁止していることを非難していることを紹介、「TPP(環太平洋連携協定)は単に農業の問題ではなく、食の安全が重大な脅威に」とのべ「『原発止めよう』とともに『TPP反対』は道民の重要課題です」と強調しました。

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ストップTPPの共同を

畠山さん 駆ける

TPP反対の共同を呼びかける畠山さんTPP反対の共同を呼びかける畠山さん=26日、岩見沢市で

日本共産党の畠山(はたやま)和也衆院北海道比例候補は野田内閣が交渉参加を進めているTPP(環太平洋連携協定)は北海道の産業と道民生活に大きな影響を与えるものだとし、TPP反対の共同を広げるため各地の農林水産、商工団体、医療関係者などとの対話を進めています。

10月26日には岩見沢市を訪れ、商工会議所などを訪問。街頭演説に立った畠山さんは「食料は国民の命を守るもの。簡単に“貿易のため”と言ってほしくない」とTPPに反対する農家や農協の声を紹介。「オバマ大統領が、来年の大統領選のために日本に圧力を」と指摘。「事実上の日米貿易の自由化だ」と告発。「必要なのは食料主権であり、農家や中小企業を応援して地域経済を元気にすること」と力説しました。

畠山さんは31日にも在札幌の経済・商工団体との対話を精力的すすめました。

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道議会委

社長知らぬ間に不正

真下道議開き直り答弁追及

北電社長のやらせ関与を追及する真下道議北電社長のやらせ関与を追及する真下道議=26日、道議会エネ特委

北海道電力泊原発3号機をめぐる組織的な「やらせ」が第三者委員会で認定された問題で、道議会産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会は10月26日、同社の佐藤佳孝社長に対する参考人質疑を行いました。

佐藤社長は「再発防止策で信頼を回復」とコメント。その一方で自らの「やらせ」関与は否定、都合の悪い質問には「第三者委員会の報告書に記載された通り」と開き直りの答弁を繰り返しました。

日本共産党真下紀子道議は上層部の「やらせ」関与を追及。「第三者委員会の調査では社長のパソコンが解析されていない」と指摘。「報告書は役員の関与を否定していない」「原子力推進本部長だった佐藤社長が『やらせ』を知らなかったのか」とただしました。

佐藤社長は「報告されていないのでわからなかった」「(社内には)人も多く、自分の決裁事項以外は担当社員の判断だ」などと答弁。

真下さんは「社長が知らないうちに不正が横行する会社だということになる。これでは、危険な原発の安全な管理はできない」と追及しました。

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後期高齢者保険料14%上げ

真下道議が抑制要求

2年ごとに改訂される後期高齢者医療の保険料の試算を北海道後期高齢者広域連合が行い、財政安定化基金と剰余金を計上しない場合は1人当たり保険料が14.5%アップの7万3987円と試算していることが明らかになりました。1日開催の道議会保健福祉委員会で日本共産党の真下紀子議員の質問に道保健福祉部が答えました。

道内高齢者の所得水準は全国23位で全国平均79万6000円に対し62万9000円です。ところが後期医療保険料は全国平均6万3083円に対し、10位の6万5223円と、負担が非常に大きくなっています。真下議員は「これ以上の保険料引き上げは診療抑制を助長し、医療が必要でも病院にかかることもできなくなる」と主張、財政安定化基金82億円と剰余金20億円をフル活用し、保険料引き上げを抑制すべきと提案しました。

しかし、基金と剰余金を活用しても6.5%、金額で1人5000円近い引き上げになります。真下議員は「国と道が責任を持って財政支出を行うよう」強く求めました。

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10月23日、東京、明治公園で開催された全国青年大集会。北海道からは20人近い若者が参加しました。この集会に参加した紙谷恭平(党南区雇用くらし対策委員長)さんのレポートです。

全国青年大集会に参加して

99%の人の願い

紙谷恭平(党南区雇用くらし対策委員長)

大震災を理由にした解雇と闘うソニーの期間社員
大震災を理由にした解雇と闘うソニーの期間社員

多くのみなさん方から募金をいただき参加させていただきました。参加しなければ味わえない貴重な経験を積ませてもらいました。

被災地で雇い止めにあったソニー仙台の青年と交流することができました。当事者の直接の話は重みが違います。リストラしなくても倒産しない体力があるのに、情け容赦なく首を切る大企業の姿勢に参加者から怒りの声が。

 原宿・表参道をパレードする紙谷さん
原宿・表参道をパレードする紙谷さん(左端)

反貧困ネットワークの湯浅さんが「私たちは99%です」と言いました。1%の富裕層だけのために政治が行われ、99%の国民が苦しんでいても何とも思わない、こんな政治はやめさせるしかありません。

原宿パレードのシュプレヒコールの中に「政治家は私たちの声を聞け!」というものがありました。政治に携わる者として、99%の思いに絶対に応える政治家でありたいと強く決意しました。

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コラムコラム「清風」

近所に住むKさんは若いときに読んだ『平塚らいてう全集』を最近再読したと言います。「らいてう 孫が語る素顔」の記事の載ったSしんぶんを見本で届けました▼お願いしていた署名用紙と一緒に“男性や社会に期待するばかりでなく、女性の考える力を育てることが大切ですね。11月から楽しみながら読みたいと思います”とメモが届きました▼考える力を育てながら、行動することも大事なことをわかってもらえるよう、繋がりを深めて行きたいと思いました。(K)

「清田区新聞」11年11月06日付より